ビットコイン大幅下落で100万円以下に
ビットコイン価格は大幅続落。2月上旬ぶりに100万円を下回った。
25日に9300〜9500ドル(105〜107万円)の支持線を底割れると投げが加速。調整局面を色濃くした。
週末の土曜日には一時10,000ドル(110万円)を回復する場面もあったが、2日間で最大1,000ドル幅下落した。
直近大幅に上昇していたアルトコイン市場も全面安になるなど資金抜けが顕著だが、新型コロナウイルスの欧米圏でのアウトブレイク(集団感染)事例に伴い、先行き不透明感が急台頭。株式市場など伝統金融市場が一斉にリスクオフに傾いたことで、追証回避売りを含め、法定通貨に戻す動きが相次いだ。
追記:27日朝7時時点のチャート
下値支持線としては、8700〜8800ドルのほか、8400〜8500ドルの抵抗帯も視野に入れる必要がある。 一方、短い時間軸での下落幅の大きさから、ショートカバーにも十分注意したい。
27日の仮想通貨市場では、Wilshire Phoenix社の提出したバスケット型のビットコインETFが「非承認」 に。
一方、アルトコインでは、バイナンスが仮想通貨Liskのステーキングサービスを27日から開始 することがわかったほか、リップル関連でODLの新採用・XRPの有価証券問題裁判で新たな進展が見られた事例など、複数の新情報が確認されている。