はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

新型コロナ治療薬「レムデシビル」臨床試験でポジティブな効果、仮想通貨ビットコイン騰勢を強める

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

新型コロナ治療薬

米ギリアド・サイエンシズ社は29日、新型コロナウイルス治療薬レムデシビルが、臨床試験で主要評価項目達成したことを発表した。ロイターなどが報じた。

同社は14日、新型コロナウイルス感染症を対象とした米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)主導の第3相臨床試験の開始を発表。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患、重篤症状を示す入院患者に対し、レムデシビルの5日および10日投与レジメン(計画書)について、安全性と有効性を評価していた。

今回、臨床試験の被験者の内、少なくとも52%が14日後に退院し、少なくとも53%が「臨床的回復」に達したと報告されたという。

安倍首相は27日、新型コロナの治療薬候補レムデシビルについて、重症患者を対象に「まもなく薬事承認が可能となる」と言及。審査手続きを簡略化する「特例承認」を適用する方針を明らかにしていた。治験結果については不十分でまだ候補段階ではあるが、富士フイルム富山化学の抗インフルエンザ治療薬「アビガン」に先行して、医療機関に導入される可能性が高まっている。

なお、米1-3月期の四半期GDP速報値は-4.8%と過去10年の最悪水準を記録するも、米ダウ平均株価は上昇。FRB(連邦準備制度)の追加緩和期待なども思惑となった。

ビットコイン(BTC)が高騰

このような株式市場の反騰は仮想通貨市場にも追い風となった可能性がある。半減期まで2週間を切ったビットコイン(BTC)は本日、コロナショック前の価格水準となる8,000ドルまで回復。

そのまま騰勢を強め、記事執筆(22:40)時点で8,300ドルをマーク。昨日急騰したリップル(XRP)をはじめ、時価総額上位の主要アルトコインも全面高となった。日経平均株価も回復基調にあり、先月よりコロナショックで大きく下落していた金融市場全体であるが、各国の大規模金融緩和策などが功を奏し、短期的にはリスクオフからリスクオンへと変わりつつある。

コインチェック銘柄

3月に発生したコロナショックでは、新型コロナの感染拡大で世界経済へのダメージが深刻なことが明らかになるにつれ、市場のセンチメントが急悪化し、米ダウ平均などが史上最大の暴落を記録。投資家の追証回避売りや企業の手元資金の確保に伴う「全資産現金化」の流れを受け、ビットコイン(BTC)も大幅安となるなど、直近では米国株と相関する値動きも多く確認されていた。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/27 木曜日
08:45
セキュリタイズがEU取引決済システム認可を取得、アバランチで展開へ
セキュリタイズがスペイン国家証券市場委員会からEU全域での取引決済システム運営認可を取得した。同社は米国とEUの両方でライセンスを持つ唯一の企業となり、欧州システムはアバランチ上に展開される。
08:00
S&P、USDTのドルペッグ能力を最低評価に引き下げ
S&Pは、テザー社の米ドルステーブルコインUSDTに対する評価を最も低い「5」に引き下げた。仮想通貨ビットコインを準備資産として保有する割合などに触れ、判断の根拠を説明している。
07:02
大口投資家の売りが加速、ビットコイン平均入金額が1年ぶりの高水準に=クリプトクアント
クリプトクアントが報告したデータによると、ビットコイン価格が8万ドルまで下落した後、大口トレーダーによる取引所への送金が増加している。最近では9000BTCが送金され、その45%が100BTC以上の大口入金だった。
06:25
ビットワイズのドージコインETFも取引開始、グレースケールに続く
ビットワイズがドージコインETFの取引を米ニューヨーク証券取引所で開始した。管理手数料は0.34%で最初の1カ月間は資産5億ドルまで免除され、グレースケールとREX-オスプレイに続く3番目のドージコインETFとなる。
05:55
ビットコイン、売りは飽和領域に近づくか K33が長期的な買い場と分析
K33リサーチは仮想通貨ビットコインが過去最高値から36%下落した現在の相場を「感情主導の行き過ぎ」と分析している。現在の価格乖離が長期投資家にとって魅力的なエントリーポイントと見ている。
05:35
グレースケール、米国初でジーキャッシュETFの登録申請を提出
グレースケールが仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)を対象としたETFの登録申請を米SECに提出した。実現すればジーキャッシュに特化した初のETFとなり、同社は過去1カ月間でXRP、ドージコイン、ソラナの投資信託もETFに転換している。
11/26 水曜日
16:30
MEXC、毎月の準備金監査を導入 Hackenを独立監査人に任命
暗号資産取引所MEXCがブロックチェーンセキュリティ企業Hackenを独立監査人に任命し、毎月の準備金監査を導入。初回報告は11月末に公開予定。マークルツリー方式による検証の仕組みも解説。
15:35
ロビンフッド、予測市場向けデリバティブ取引所を新設 2026年運営開始
ロビンフッドがサスケハナと提携し、CFTC認可の先物取引所を買収。予測市場事業を強化し、2026年の独自取引所運営を目指す。市場規模は2035年までに955億ドルに達する見込み。
14:50
日本の暗号資産規制、具体的な方向性は?──金融審議会WG
金融審議会WGが暗号資産規制の報告書案を取りまとめ。資金決済法から金商法へ移管し、インサイダー取引規制や課徴金制度を新設する。銀行子会社の参入も解禁。座長は「お墨付きを与えるものではない」と強調した。
14:12
仮想通貨企業のベンチャー投資、価格上昇でも活動は低調=レポート
仮想通貨金融大手ギャラクシーデジタルは、2025年第3四半期(Q3)の仮想通貨ベンチャーキャピタル(の現状について、市場心理は改善し活動も増加しているものの、以前の強気相場の水準には大きく及ばないと指摘した。
13:35
F・テンプルトン、ソラナETFの最終上場手続きを完了 まもなく取引開始へ
運用資産255兆円を誇るフランクリン・テンプルトンがソラナETFのForm 8-Aを提出。取引開始が目前に迫る中、既存のソラナETFは20日連続で純流入を記録し、累計858億円の資金が流入している。
13:10
米CFTC、民間企業CEOにイノベーション評議会への参加を呼びかけ 仮想通貨にも対処 
米CFTCのファム代理委員長が「CEOイノベーション・カウンシル」参加者の候補者推薦を呼びかけた。仮想通貨や予測市場の規制策定に向け、業界リーダーを募集している。
11:15
VanEck、BNB現物ETFのステーキング計画を撤回 方針転換に
VanEckが米SECに提出したBNB現物ETFの修正届出書で、当初予定していたステーキング機能を撤回。BNBの有価証券分類をめぐる規制リスクが背景にあるとみられる。
11:05
米上場のリライアンス社、デジタル資産トレジャリーをジーキャッシュ(ZEC)に一本化
ナスダック上場のリライアンス・グローバル・グループがデジタル資産トレジャリーを仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)に統合した。プライバシー機能を持つ仮想通貨への需要が高まる中、サイファーパンク・テクノロジーズも追加購入を発表している。
10:25
予測市場ポリマーケット、CFTC承認受け米国市場に正式復帰
予測市場大手ポリマーケットが米CFTCの承認を受け、3年ぶりに米国市場に正式復帰。2022年の罰金処分後、QCX買収とICEからの投資を経て、完全規制下での事業再開へ。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧