バイナンス、「Symbol」付与対応
仮想通貨取引所大手Binanceは4日、同取引所内でネム(XEM)を保有するユーザーに対し、新チェーン「Symbol」のネイティブトークンXYMを付与する方針を発表した。
NEM保有者がXYMを受取る際に必要な「オプトイン」を代行し、1XEM=1XYMの割合でトークンを付与する。
株でいうところのいわゆる「権利確定日」であるスナップショットは、ブロック高3,025,200(21年1月14日前後)におけるアドレスの保有状況を基準として、トークンホルダーのXEM保有量を保存、権利が確定する。
今回の発表を受け、地合いが好転していたネム(XEM)市場が急騰。対ドル相場で0.26ドル台、対円相場で25円台と年初来高値を更新。時価総額は一時17位を記録した。
バイナンスは、11月末に取引所内で人気のUSDTペア取引にXEMを追加するなど、ネム関連サービスの拡充を行なっている。
仮想通貨市場ではイーサリアムやリップル(XRP)高騰に続きネム(XEM)が高騰。2年5ヶ月ぶりに23円台を回復した。ビットコインはクジラの売り圧力強まる中、200万円台の高値水準を推移する。