米ナスダック上場企業MicroStrategy社が24日、10.26億ドル(1087億円)のビットコインの追加購入を発表した。
今回の資金は、転換社債の発行で資金調達したもので、目論見書通りにビットコインを追加購入に充てた格好だ。
転換社債は、一定の条件で株式に転換できる権利の付与された社債のこと。私募とは公募と異なり、適格投資家や機関投資家などを相手方とする場合を指す。MicroStrategyが私募で販売するのは、シニア転換社債」で2027年2月に満期を迎える。
MicroStrategy社が転換社債を発表したのは2月16日。当初、6億ドルを想定していたが、その後10億ドル台まで金額を引き上げた。
今回のビットコインの購入で、新たに19,452BTCを取得。計90,531BTCを保有するに至っている。同社はこれまで、21億7100万ドルをビットコインの購入に充てており、平均取得単価は23,985ドル(254万円)になるという。(今回は52,765ドル)
ビットコインの購入を続ける同社のCEOは、ビットコイン価格の将来性に高い評価をしており、「100倍になり得る」など、大胆な価格予想も展開してる。
米ナスダック上場企業MicroStrategyのMichael Saylor CEOが、仮想通貨ビットコインの時価総額は将来的に100兆ドルに達すると予想。その根拠を語った。