はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン、採掘シェアは米国1位に=英ケンブリッジ大学の最新データ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの採掘シェア

英ケンブリッジ大学傘下の独立プロジェクト「CBECI」は13日、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)のマイニング(採掘)に関する最新データを発表した。

今回発表されたのは2021年8月のデータ。中国が仮想通貨の規制強化を21年5月に開始した後、マイニングのシェアは激変しており、ビットコインのマイニングのシェアを国別に見ると7月から米国が首位を維持している。

CBECIとは

「Cambridge Bitcoin Electricity Consumption Index」の略。ビットコインネットワークのハッシュレート(採掘速度)の32%から37%に相当する大手マイニングプール4社の位置情報を基に、マイニングのデータを算出している。

▶️仮想通貨用語集

関連初心者でもわかる、ビットコインのマイニング(採掘)とは 3種類の方法を解説

中国の規制強化は今年5月、金融監視機関である中国国家インターネット金融協会らが、国内における仮想通貨禁止の方針について改めて強調したところから始まった。その後、仮想通貨のマイニングや取引が全面的に禁止され、11日には中国の司法当局が、仮想通貨関連活動を有罪とする方法を探っていることが報告されている。

関連中国、仮想通貨関連活動が有罪となる可能性 当局が司法解釈を準備

関連ビットコイン市場に影響を及ぼす中国の仮想通貨規制、直近の動向まとめ

以下の画像が21年8月時点のCBECIのデータで、ハッシュレートの月間平均のシェアを国別に比較している。中国のシェアは徐々に減少してきていたものの、6月までは1位だったが、翌7月にはゼロになった。CBECIが分析を開始した19年9月、中国は75.5%のシェアを誇っていた。

中国では依然として水面下で一部のマイニングが続いているとする見解もあるが、取締り強化の流れは本格化している。

出典:CBECI

中国に代わって、7月から首位になったのが米国。7月からのシェアはほぼ横ばいだが8月時点で35.4%となり、中国が規制強化を開始した21年5月の17.8%から約2倍にシェアを広げている。

2位も7月と同じでカザフスタン。カザフスタンは中国と接していることや電力が安価で利用できることなどから、中国でマイニングを行えなくなったマイナーの受け皿になっているとの見方がある。

CBECIのデータによる21年8月時点の国別のシェアは以下の通り。

  • 米国:35.4%
  • カザフスタン:18.1%
  • ロシア:11.2%
  • カナダ:9.6%
  • アイルランド:4.7%
  • マレーシア:4.6%
  • ドイツ:4.5%
  • イラン:3.1%
  • その他:8.9%
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/18 木曜日
18:27
ユニスワップ、1億UNI焼却提案の最終投票開始へ 流通量の16%
分散型取引所ユニスワップが1億UNI焼却を含む「ユニフィケーション提案」の最終投票を12月19日に開始。可決されれば手数料スイッチが起動し、UNIトークンは収益を生む資産へと転換する。
17:22
YO Labs、トークン化ゴールド「yoGOLD」の事前預入を受付開始
YO Labsがトークン化ゴールド(XAUt)で利回りを獲得できるイールドボールト「yoGOLD」を発表。金を預けて利回りを得られる。現在、事前預入を受付中。
16:43
トランプ大統領、次期FRB議長に「大幅利下げ支持」と宣言 
トランプ米大統領が次期FRB議長について「大幅な金利引き下げを支持する人物」と表明。金利1%以下を主張し、FRBの独立性を巡り議論を呼んでいる。QT終了や史上最大の税還付シーズンと相まって、仮想通貨市場への影響が注目される。
15:08
ハイパーリキッド、約1557億円相当のトークンをバーン認定へ 供給量13%削減目指す
分散型デリバティブ取引所ハイパーリキッドが約1,557億円相当のHYPEトークンをバーン認定する提案を発表。承認されれば流通供給量の13%が永久除外される。取引手数料の99%を自動買い戻しに充てるアシスタンスファンドのトークンが対象で、秘密鍵のないアドレスに保管され引き出し不可能。バリデーター投票は12月24日締切。
13:45
ソラナ、テストネットで耐量子署名を導入 量子コンピュータ対策で業界をリードか
ソラナ財団は量子コンピュータの脅威に備え、テストネットに耐量子署名を導入した。Project Elevenとの提携により実証実験に成功し、実用的な量子耐性が確認された。
13:15
仮想通貨詐欺対策強化 米上院議員、セーフクリプト法案を提出
米上院議員がビットコインなど仮想通貨関連の詐欺に対策する法案を提出した。米財務省や規制当局が連携するタスクフォース設置を目指している。
12:35
バイナンス、7つの個人・団体をブラックリスト入り
バイナンスが7つの個人・団体をブラックリスト指定。詐欺行為の通報者に最大500万ドルの報奨金。内部情報漏洩事件を受け、上場プロセスの透明性を強化。
11:55
ビットコイン一時9万ドル回復も急反落、市場の脆弱性露呈と日銀会合への警戒感が台頭
ビットコインがFRBハト派発言で9万ドルまで急騰後、88,500ドル付近に反落した。過去2日間でBTC・ETHのETFから10億ドル超の純流出を記録し、市場構造の脆弱性が露呈。日銀利上げ観測と米CPI発表を控え、短期的な下押し圧力が継続する見通し。
11:25
米SECが「仮想通貨証券」の保管規則を明確化、ブローカーディーラー向けに指針を提示
米SECが仮想通貨証券の保管に関する見解を発表しブローカーディーラーが物理的保管とみなされる条件を明確化した。分散型台帳技術の評価や秘密鍵の保護、緊急時の対応計画などが求められている。
10:53
イーロン資産が93兆円突破、トム・リー「CEO個人価値のトークン化」構想とは?
イーロン・マスク氏の資産が史上初の6000億ドル(約93兆円)を突破。スペースX急騰が背景に。一方、トム・リー氏が提唱する「CEO個人価値のトークン化」構想が注目を集めている。企業価値から経営者の影響力を分離して投資できる革新的手法とは。
10:45
ブータン、ビットコインを特別行政区「GMC」に拠出へ
ブータンの特別行政区GMCは、ブータンが国としてGMCの長期的な発展を支援するために最大1340億円相当の仮想通貨ビットコインの拠出を誓約したと発表。今後の計画について説明した。
10:30
「ビットコインは脆弱な構造の中で推移」グラスノードの最新レポート
グラスノードの最新レポートによると、仮想通貨ビットコインは需要衰退で脆弱な構造の中取引されている。今後は10万ドル回復が上昇の鍵だと分析している。
10:10
ビットコイン乱高下、日銀政策決定会合を控え警戒感高まる|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは直近24時間で約80万円の乱高下となった。米株式市場の取引開始前、FRBのウォーラー理事が今後も利下げを継続すべきとの見解を示したことを受け、リスク資産全般が買われ、一時は9万ドルを突破した。
09:45
カリフォルニア州知事がトランプ大統領の仮想通貨関連恩赦を批判、CZ氏ら含む
米カリフォルニア州のニューサム知事がトランプ大統領による仮想通貨関連の恩赦決定を批判している。バイナンス創設者CZ氏やシルクロード創設者ロス・ウルブリヒト氏、ビットメックス共同創設者らへの恩赦が対象となっている。
08:35
米コインベースが株式・予測市場など新サービス展開、総合取引所へ移行
米コインベースが単なる仮想通貨取引を超えた大規模拡張を発表した。株式取引、予測市場、ソラナDEX統合、カスタムステーブルコインなど複数の新機能を導入し多様な資産を扱う総合プラットフォームを目指す。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧