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ビットコイン3万ドル台を維持 仮想通貨ファンドは3週連続の大幅買い越し

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マクロ経済と金融市場

10日の米NY株式市場では、ダウ平均株価は前日209比ドル(0.62%)高、ナスダック指数は24ポイント(0.18%)高で取引を終えた。

関連:仮想通貨投資家にもオススメの株式投資、日米の代表的な仮想通貨銘柄「10選」

仮想通貨市況

暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン価格は前日比1.1%高の1BTC=30,480ドルに。

英スタンダード・チャータード銀行が公開した最新の調査報告書で、ビットコインの強気価格予想を示した。今年末までに5万ドル(700万円)、2024年末までに12万ドル(1700万円)水準まで上昇する可能性があると分析した。

スタンダード・チャータード銀は、大手暗号資産取引所FTXが破綻した22年末にはビットコインが5,000ドルまで下落するとの見解を示していた。

今回の予想では、マイナー利益の増加を強調。収益性が向上すればするほど採掘(マイニング)後に保有するビットコインの売り圧力を緩和させ、供給量減少は価格の上昇をもたらすとの見方を示した。

関連:「ビットコインは24年末までに12万ドルまで上昇しうる」スタンダードチャータード銀が予想を上方修正

また、昨今のマイナー活性化理由には、Ordinals(Inscriptions)およびERC-20トークンの台頭による取引手数料の高騰が指摘される。オンチェーン分析プラットフォームGlassnodeのデータによると、マイナーの週平均収益は23年5月のピーク時には3390万ドルに達したが、6月初めには25%減となった。

ブロックチェーンデータ分析ツールのDuneを確認すると、先週末には、Ordinalsの登録数が5月7日に次ぐ史上2番目に多い38万5,920件が記録された。

Dune

CNBCのインタビューで、元SEC委員長のジェイ・クレイトン氏がビットコインETFについて「承認すべき」との認識を示したことも好感された。

資産運用会社CoinSharesの週次レポートによれば、暗号資産(仮想通貨)投資信託などのデジタル資産に対する機関投資家の資金フローは3週連続の買い越し(流入増)に。

先週の流入額は1億3,600万ドル、過去3週連続の流入額は4億7000万ドルに達した。バイナンス提訴などの影響でセンチメントが急悪化し、売り越しとなった過去9週間の総流出額を打ち消した格好だ。

coin

一方、過去2週間と比較すると週間取引高は50%以下に減速した。アルトコインでは、Solana(SOL)、XRP、Polygon(MATIC)、Litecoin(LTC)、Aave(AAVE)への小規模な流入が見られた。

関連:上場投資信託「ビットコインETF」とは|ブラックロックの申請が注目される理由

関連:1年を切った次回ビットコイン半減期へのカウントダウン、市場動向と専門家の予測は?

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