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米ARKのウッドCEO「ビットコイン現物ETFは複数の申請が同時承認される可能性も」 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

現物ETFの承認は同時か

米資産運用企業「ARK Investment Management(以下、ARK)」のキャシー・ウッドCEOは7日、「Bloomberg TV」で、米証券取引委員会(SEC)が暗号資産(仮想通貨)ビットコインの現物ETF(上場投資信託)を承認するのであれば、同時に複数の申請を認可するだろうとの見方を示した。

ビットコインの現物ETFは、ARKも申請している。以前ウッド氏は最初にARKの申請が認可されると述べていたが、見方を変えたという。ウッド氏は今回「1つ以上のETFが同時に承認されるだろう」と語っており、理由については「多くの申請が本質的には同じ内容だからである」と説明した。

ETFとは

「Exchange Traded Fund」の略。金融商品取引所に上場している投資信託を指し、仮想通貨に限らず幅広い金融商品が取引されている。

▶️仮想通貨用語集

ARKは、新しい革新的な技術に投資を行う企業。仮想通貨領域でも著名な資産運用企業で、ウッド氏は同社の最高投資責任者も兼任している。

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ビットコインの現物ETFについては、ARKは過去にSECから非承認された経験がある。今回の再挑戦では、ブラックロックらと同様、SECの懸念を低減するために監視共有協定を盛り込んだ。ARKのETFは、コインベースと監視共有協定の契約を締結するという。

関連上場投資信託「ビットコインETF」とは|ブラックロックの申請が注目される理由

現物ETFの重要性

米国では、ビットコインの先物ETFは承認されているが、これまで現物ETFをSECが承認した事例はない。現物ベースのビットコインETFは、先物ETFとは違って直接ビットコインを保有し、それらの量に基づいて投資商品の価値を割り出す形式。この形式のETFが米国で承認される意味は大きく、投資家からの注目度は非常に高い。

ビットコインを直接裏付けとするETFが認可されると、それらの運用に必要な価格アービトラージによって市場の流動性が高まる可能性がある。また、ビットコインの保管によって流通するビットコイン量が減り、希少性が高まる可能性もあるだろう。

かつてゴールド(金)のETFが導入された時のような投資資金の大量流入が見込まれ、それがビットコイン価格の上昇を後押しする可能性があると、多くの投資家が期待している状況だ。

影響が大きい分、先にETFをローンチすることによる先行者利益も大きい。それは、最初に認可されたETFが初期流動性を制し、シェアを総取りする可能性もあるため。ビットコイン現物ETFについては、SECは同時に認可すべきであるとの声が上がっている。

ARKのETFについてSECが判断を下す次の期限は今月13日。ただし、SECは最大240日まで判断を延期することができ、最終的な期限は来年の1月10日である。

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