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ソラナPyth Networkのトークン無料配布、来週実施予定

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

OKXなどに上場予定

ソラナ基盤のオラクルネットワークPyth Networkは先日予告していた独自のトークン「PYTH」の無料配布(エアドロップ)について、入手(claim)する日程などの詳細を公開した。

まず、claimの開始時間は、日本時間11月20日23時から。90日間有効となり、2024年2月18日がclaimの締め切りとなる。claimのページはPythが掲載したサイトのみで行われるため、URLクリック時にはフィッシングサイトかどうか要確認だ。

また、エアドロップのユーザー対象については当初の75,000ウォレットから90,000ウォレットに拡大しより多くのDeFi参加者にも適用するようにした。

無料配布分のトークン数は、当初の2億PYTHから2.55億PYTHまで増加。なお、PYTHの総発行数は、100億PYTHで、最初の流通数は15億PYTH(パブリッシャー報酬なども含む)となり、残りの85%は、最初にロックされ、6ヶ月、18ヶ月、30ヶ月、42ヶ月後ロック解除が実施される予定だ。

Pyth Networkとは、ソラナ・ブロックチェーン上で機能する分散型のオラクルで、チェーンリンク(LINK)のライバルの立ち位置にある。正確な市場データの提供を目標にしており、これまでバイナンスやOKX、bitbank、Cboe、Wintermuteといった数十以上の業界関連企業がマーケットデータのパブリッシャーとして協働。

また、Defillamaによると、チェーンリンクは現在、価格オラクル分野で45%の市場シェアを誇り、総額147億ドルのTVS(オラクルによる担保価値)を確保している。これに対し、Pythは120のプロトコルで15.7億ドルのTVSを確保しており2位の市場規模を獲得している。

関連ソラナ基盤の次世代オラクル「Pyth Network」とは|仕組みと特徴を解説

取引上場なども

PYTHに関しては、独自のエアドロップのほか、BackPackウォレットがドバイで新たに立ち上げた取引所「BackPack Exchange」でSOLをステーキングしてPYTHを取得する方法も提供されている。こちらはBackPack ExchangeのKYC(本人確認)を完成する必要がある。

また、PYTHのトークン上場については、claim開始後にDEXで取引できるようになるが、Pythのパートナー企業である大手仮想通貨取引所OKXにも上場する予定だ。すでにPYTHの入金を開始しているが、通貨ペア「PYTH/USDT」の取引開始時間はまだ未定となっている。

ガバナンスの範囲について

PythはPYTHトークンの分配でプロトコルの分散化を図る。PYTHによってオンチェーンガバナンスが可能となり、具体的なガバナンスの範囲は以下のように紹介されている。

  • オラクルにおける更新料の規模の決定
  • データプロバイダーの報酬分配メカニズムの決定
  • データプロバイダーが価格フィードのためにデータを提供する許可をどのように得るかを決定する
  • など

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