はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「流動性向上が鍵」Oasys、自民党デジタル社会推進本部と国内のWeb3振興で議論

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「流動性向上が日本市場活発化の鍵」

ゲーム特化型ブロックチェーンOasysは21日、自民党デジタル社会推進本部Web3プロジェクトチームと、ブロックチェーンゲーム市場の現状と将来性について議論を行ったと発表した。

今後も政府と協力し、日本のWeb3市場の国際競争力を強化していくと述べている。Oasys取締役の松原亮氏は、次のように議論の内容を報告した。

法人の含み益課税の問題として、LPS法の問題が解決され、日本からWeb3スタートアップを立ち上げることができるようになった。次のステップは、成長環境を整えるために流動性を向上させることだ。

私は与党と政府に対して、Web3ゲームプロジェクトにとって流動性がいかに重要であるかをプレゼンテーションした。

様々な要因や背景から日本の暗号資産(仮想通貨)市場には流動性が枯渇しているが、これを回復すれば魅力的なコンテンツが豊富な日本市場は活発化するとも呼びかけている。

経済産業省は16日、投資事業有限責任組合(LPS)が取得・保有できる資産に、仮想通貨を追加することが決定したと発表したところだ。

日本のベンチャーキャピタル(VC)は、仮想通貨しか発行していないプロジェクトに投資できるようになるため、Web3企業が資金調達して事業を行うハードルが下がることになる。業界からは歓迎の声が上がっている。

関連: 日本VCのWeb3企業への投資促進へ LPSの仮想通貨取得に関する法案が閣議決定

LPSとは

未公開ベンチャー企業への投資を目的として組成される投資事業組合の一種。責任が出資した金額のみに制限された状態で投資することができるため、VCらはLPSの形態でスタートアップ企業へ投資するのが一般的とされる。

▶️仮想通貨用語集

日本政府の動き

平井卓也デジタル大臣も、ミーティングについて投稿した。アスターネットワークの渡辺創太氏、BOBGの増山健吾氏、Oasysの松原亮氏と先進的な取り組みや課題について議論したと述べ、次のように積極的な姿勢を示した。

日本の起業家が国内で強みを発揮するには、規制改革と税制の最適化が不可欠である。私たちの役割は、彼らが日本で成長できる環境を作り出すことだ。

日本政府は昨年12月、税制改正で、法人の仮想通貨保有に関して期末含み益税の撤廃を決定したところだ。

法人は継続的な保有を前提とした場合は課税されず、仮想通貨などのトークンを売却して生じた利益に対してのみ課税されることになる。法人が長期投資やガバナンス、ステーキング目的で仮想通貨を保有する際のハードルを軽減し、Web3業界の発展を後押しすることが期待されている。

関連: 24年度税制改正大綱を閣議決定、 法人の暗号資産「期末時価評価課税」が対象外に

日本のWeb3政策特集

海外からも注目 日本政府が仮想通貨企業の資金調達に関する規制を緩和へ 日本の仮想通貨税制は本当に変わる?|WebXレポート&インタビュー
CoinPostアプリで優位性を 「暗号資産法人税制のさらなる改正を」金融庁が令和6年度税制改正要望を公開
なぜ日本政府は「Web3政策」を推進し始めたのか?重要ポイントと関連ニュースまとめ 6月1日施行の改正資金決済法で国内ステーブルコイン発行可能に、多国籍企業にメリットも
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/24 月曜日
17:50
ブラックロック、ビットコイン投資の本質は「デジタルゴールド」 機関投資家が重視する“真の価値”とは?
世界最大の資産運用会社ブラックロックのデジタル資産部門責任者が、機関投資家がビットコインに投資する理由を解説した。「デジタルゴールド」としての価値保存機能が重視される一方、決済手段としての利用は依然投機的との見方を示した。
11:47
ソラナのインフレ率を下げる改善提案 今後6年で2,230万SOLの発行量削減見込む
仮想通貨ソラナのコミュニティがインフレ減少率を引き上げる改善提案を公開した。目標インフレ率への到達が6年から3年に短縮する見込みだ。
10:25
「仮想通貨市場の弱体化、背景にマーケットメーカーの機能不全」トム・リーが指摘
ビットマイン会長が仮想通貨市場の下落が続いている要因を分析した。10月10日の清算イベントがマーケットメーカーを機能不全にしていると見解を示している。
11/23 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ヴィタリック紹介のイーサリアム新ツールやXRPのステーキング導入案など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン売られ過ぎでも反転せず、12月FOMCの据え置きが現実味を増す|bitbankアナリスト寄稿
今週のBTC対円相場は1400万円割れまで下落。ヌビディア好決算後も1400万円割れが続き、米雇用統計の強弱まちまちな内容が見通し悪化を助長。12月FOMCでの金利据え置き観測が強まる。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|金融庁の暗号資産規制方針に高い関心
今週は、金融庁の仮想通貨規制方針、ビットコイン採掘割合の95%到達、ビットコインとイーサリアムの市況分析に関する記事が関心を集めた。
11/22 土曜日
13:45
ANAPホールディングス、企業向けビットコイン戦略支援「ビットコイン道場」を開始
ANAPホールディングスが企業のビットコイン活用を支援する継続型プログラム「ANAPビットコイン道場」の提供を開始した。会計や税務などの実務を専門家が包括的にサポートし、参加企業がコミュニティ形式で課題解決に取り組む仕組みを提供する。
13:02
コンヴァノがビットコイン戦略から本業回帰、AI・ヘルスケア事業に注力へ
コンヴァノが仮想通貨ビットコインを最大約2万BTC取得する計画を取り下げ、成長中の事業へ軸足を移す。業績予想を上方修正しており本業成長を重視する戦略転換となる。
10:55
米当局がビットメイン製品を国家安全保障リスクで調査、トランプ関連企業も1万6000台使用
米国土安全保障省が中国メーカーのビットメインを調査し、機器がスパイ活動や電力網破壊に使用される可能性を指摘。トランプ大統領の息子たちの会社アメリカン・ビットコインも1万6000台を購入した。
10:05
コインベース、ソラナのミームコイン取引所「ベクター」を買収
コインベースがソラナ基盤SocialFiプラットフォーム「ベクター・ファン」を買収すると発表した。年内に取引完了予定で、ソラナエコシステムへの参入を拡大し、すべてを取引できる取引所の構築を目指す。
09:35
ベセント米財務長官、ビットコインバーにサプライズ訪問 仮想通貨業界への影響は
スコット・ベセント米財務長官がビットコインバー「Pubkey DC」を訪問し、仮想通貨コミュニティで話題になっている。業界関係者の反応と今後の影響を解説する。
08:25
NYSEがグレースケールのXRPとドージコインETF承認、25日上場予定
NYSEがグレースケールのドージコインとXRP ETFの上場を承認し、11月25日に取引を開始する。今週はビットワイズのXRP ETFやフィデリティのソラナETFも上場し、アルトコインETF市場が急拡大している。
07:45
「仮想通貨財務企業などの上場後の事業の大幅変更について対応を考える必要」JPXのCEO
日本取引所グループの山道CEOは、ビットコインなどを保有する仮想通貨財務企業への規制強化は現時点では検討していないと説明。一方で、事業の大幅変更については対応を考える必要があるとも述べている。
07:05
個人マイナーがビットコイン採掘に成功、1億8000万分の1の確率を克服
極めて小規模な個人マイナーがわずか6TH/sのパワーでビットコインブロックの採掘に成功し、約26万5000ドル相当を獲得した。確率は1億8000万分の1で、近年最も幸運なソロ採掘となった。
06:25
トム・リー率いるビットマイン、初の配当実施もイーサリアム保有の含み損は6250億円超 
イーサリアム最大の企業保有者ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズが11月21日、2025年8月期通期で純利益3億2816万ドルを計上し、大手仮想通貨企業として初めて配当を実施すると発表した。しかしイーサリアム価格下落で含み損は40億ドル超に達している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧