史上初の10万ドル台
暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)は5日、過去最高値の100,000ドル(約1,500万円)を記録した。
年初時点では42,300ドルだったが、2.36倍に高騰した格好だ。特に今年3月の高値73,800ドルをブレイクしてからは騰勢を強めている。
相場上昇の背景には、今年1月にビットコイン現物ETF(上場投資信託)が米SEC(証券取引委員会)に初承認されたことで機関投資家マネーの流入が伸びていることに加え、、ビットコイン半減期を経て市場供給量が減少していること、FRB(米連邦準備制度)による利下げの影響、11月の米国大統領選挙で暗号資産(仮想通貨)に好意的な共和党のドナルド・トランプ氏が当選し、民主党の規制強化路線が一転するとの思惑がある。
また、米FRBのパウエル議長の発言が好感されたことは5日の反発要因となったとの見方が多い。議長はCNBCのインタビューで、ビットコインが決済手段や価値保蔵手段として実際には使用されていないとしつつも、投機的資産クラスへ位置づけ、従来の金(ゴールド)と類似した特性を持つとコメントした。
過去数週間では、下記のような材料も相次いだ。
- トランプ次期政権の「ビットコイン準備金」設立支援に関連した動き
- トランプ次期政権、仮想通貨政策に特化した特命官設置を検討
- ゲンスラーSEC委員長が退任を表明
- マイクロストラテジーの継続的巨額BTC買い増し
- 米大手証券会社チャールズ・シュワブ、仮想通貨現物取引の顧客提供を検討
- パウエル議長発言「ビットコインは金のライバル」:関連記事(12/5)
ビットコイン10万ドル後のマーケットの動きは?
暗号資産マーケットアナリスト2名が緊急生放送に参戦
出演者:
仮想NISHI
長谷川友哉
視聴は以下のリンクから
▶Youtube:WebX STUDIO「ビットコイン、史上初の10万ドル突破 【記念生放送】」
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