- メタップスの韓国子会社であるMetaps Plusの取引所「Coinroom」にNEMが上場することが発表された
- CoinroomのPLC(Plus coin)トークンとCOMSAトークンの相互上場が発表されたニュースもあったため、更に両社の関係が深まったと言えるでしょう。
NEM(ネム)ブロックチェーンプラットフォームの作成者であるNEM.io Foundationは、Metaps Plusが既存の支払い構造にNEMのブロックチェーン技術を採用すると発表しました。
日本企業メタップスの連結子会社であり、モバイルマーケティングプラットフォームを開発し、ソウルを拠点とする韓国Fintech企業のMetaps Plus Inc.は、NEMのブロックチェーン技術を統合してより効率的でシームレスな支払いプロセスを導く方法を検討していると語りました。
また、Metaps Plusは韓国に仮想通貨取引所である「Coinroom」を設立するためのICOを行う予定であり、NEM(ネム)はその「Coinroom」に2017年11月11日に上場決定したと発表し、これにより韓国初のNEM(XEM)取扱い取引所となる予定です。
※2017年11月13日追記
11月11日にcoinroomはオープンしましたが、NEMは上場されませんでした。韓国ニュースサイトによると、coinroomは11月11日にオープン後、段階的にNEMとCOMSAトークンを上場していくとのことです。
NEMのAPI技術をMetaps Plusに統合し、NEMの公式開発パートナーであるKchainとの戦略的システム統合パートナーとして現行業務を統合するとのことです。
Metaps PlusのCEOであるSuungyeon Kimはこう語りました。
「NEMは、仮想通貨業界の中でも最も経験豊かな企業の1つで、ブロックチェーン技術を韓国の最大の可能性に活用するのに役立つ完璧なパートナーです」
「この提携により、CoinRoomにXEMを掲載し、先進的なブロックチェーンソリューションを実装することを楽しみにしています」
また、NEM財団のJeff McDonald副社長はこう語りました。
「韓国では、ブロックチェーンと仮想通貨に対しての関心が高まっており、主要な市場の1つとして成長し続けるでしょう」
「NEMは韓国で強い存在感を確立しようと計画しており、そのような尊敬出来るパートナーとのパートナーシップは、大きな前進となるでしょう」
Metaps Plusは最近、ICOで32,623以上のETHを調達した(2017年10月10日に終了予定)EthereumベースのトークンPlusCoin(PLC)を発表しました。
更に、Metaps Plusが今年ローンチ予定である韓国の取引所「Coinroom」、そしてZaifとで、COMSAトークンとPLCトークンの相互上場も発表されています。
Metaps+社が今年ローンチ予定の韓国の取引所Coinroomと、弊社Zaifとで、COMSAトークンとPLCトークンの相互上場を目指します。詳細はまた追々お知らせいたします。現在、利用殺到による高負荷に対応するためCOMSAをメンテしてますが、もうしばしお待ちくださいませ。 https://t.co/vcvlXcHe7Z
— Takao Asayama ? 朝山貴生 (@TakaoAsayama) 2017年10月4日
NEM Foundation Partners with Metaps Plus, XEM to be listed on Coinroom
October 10, 2017
参考記事はこちらから
CoinPostの考察
韓国で取引所開設を目指すメタップスプラスの取引所にNEMの上場が決定しました。
韓国市場は世界の仮想通貨取引量に大きなシェアを持っている、世界的な仮想通貨大国であり、韓国上場のニュースはネムにとって大きな意味をもたらすでしょう。