はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「ビットコイン一強時代はこの先も続く、アルトバブルの再来は訪れない」CNBC経済番組

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アルトの終結か、Keiser氏の見解
仮想通貨アルトコイン市場は、今回のビットコイン強気市場から恩恵を受けることはほとんどないとMax Keiser氏がCNBC経済番組で指摘した。

アルトの終結か、Keiser氏の見解

Max Keiser氏が、「アルトコイン市場は、今回のビットコイン強気市場から恩恵を受けることはほとんどない」と、米CNBCの仮想通貨番組内で指摘した。

現在Segwitやライトニングネットワークといったビットコインにおけるスケーリング技術、ハッシュレートが大幅に前進している背景から、アルトコインを取り扱う投資家やユーザーはこれから最も利用数が多い安全なビットコインネットワークに資金を移転させる、と見ているという。

アルトコインの価値の低下を見込むKeiser氏は、最終的にはほとんどのマネーフローがビットコインに流入すると予想した。

現在の通貨騰落率から見ても、アルトコイン(チャート内黄色)の出遅れ感は否めず、ビットコイン(メインチャート)に買い需要が大きく偏っていたことが見て取れる。2017年末の相場はアルトコインが連れ高する場面が多く見られたが、19年はビットコインに集中した。

それでも、上位アルトコインはバスケット的な指数として、需給関係で資金が循環する動きは見られているが、17年に盛り上がった草コインには資金が流れてきていない。

これは、市場参加者の変化(マネーフローとニューマネーの経路)が一因との見方がある一方で、18年の下落相場や下落要因を経て、ビットコインネットワークへの信頼感が高まったことも理由の一つに挙げられている。

Keiser氏はこの流れが、今後も継続していくと見ている。BTCのドミナンスは、19年の上昇相場を経て60%(7月2日は60.6%)を突破したが、いずれは8〜9割まで回復する可能性もあると考えているという。

その上で、「ビットコインが唯一の価値の保存道具になることは、論理的だ。」とビットコインに関する自身の展望を語った。

今年の4月より開始したビットコインの上昇トレンドについて、アルトコインがその恩恵を受けないと表明するアナリストはKeiser氏だけではない。

昨年の大暴落に対する予想を的中させたベテラントレーダーPeter Brandt氏も「ビットコインが上昇しているからアルトコインも連動して上がることを期待しないほうがいい」との見解を示している。

Brandt氏は、2017年末のバブルと異なり、今回のブル相場は最も価値のアルトコインのみ価値の上昇が見込める。同氏は今世紀はじめに起きた「ドットコムバブル」を例として、数多くのアルトコインの中から、真の価値を持つアルトコイン以外のものはドットコムのバブルが弾けたように淘汰されていくと語った。

一方、アルトコイン市場でいう「グーグルのような真価を持つプロジェクト」は価値の継続的上昇が期待できると、今回のブル相場が「バブル相場」ではないことを指し示した。

マーケット関連記事

ビットコイン市場の大幅下落要因と忽然と消えた20000BTCの大量ショート|仮想通貨市況
6月27日に149万円を記録した仮想通貨ビットコイン(BTC)は、乱高下を繰り返しつつ、本日9時時点で116万円まで急落した。海外取引所bitfinexで200億円分の大量のショートポジションが消滅したことも、さまざまな憶測を呼んでいる。
ビットコインに資金集中、『アルトドレイン』にバイナンス・ショックが影響 専門家の意見は?
アルトコインが急落し、ビットコインに資金が集まっている。その要因となるバイナンスの米国制限を解説。今後アルトがどうなるか、米国で取り扱われるアルトコインは?専門家の意見も。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/19 水曜日
18:44
ストラテジーのセイラー会長、ウォール街参入による「ビットコイン弱体化」論を否定 
ストラテジーのセイラー会長がフォックス・ビジネスで、機関投資家の参入によりビットコインのボラティリティが大幅に低下していると発言した。2020年の約80%から現在50%まで縮小し、今後はS&P500の1.5倍程度に収束すると予測している。
18:25
アーク・インベスト、コインベースとサークル株を買い増し
ARK投資のキャシー・ウッド氏、コインベースとサークル株を計720万ドル購入。ステーブルコイン市場の成長を見据え、仮想通貨関連株への投資を拡大。
13:55
ブラジル、仮想通貨のクロスボーダー決済に課税検討 規制強化で抜け穴封じ=報道
ブラジル政府が仮想通貨を利用したクロスボーダー決済への課税を検討している。中央銀行は2026年2月から新規制を施行し、ステーブルコインを含む国際送金を外為取引として扱う方針だが、税収漏れ対策として金融取引税(IOF)の対象とする案が浮上している。
13:35
サークルが「xリザーブ」発表、USDC担保型ステーブルコインを展開可能に
サークルがブロックチェーン間でUSDC担保型ステーブルコインを展開可能にする相互運用インフラ「xリザーブ」を発表した。
13:15
米SEC、2026年度検査で仮想通貨監視を重点項目から削除 規制緩和加速
米SECが2026年度の検査優先事項から仮想通貨監視を除外。トランプ政権下で規制姿勢が執行重視から対話重視に転換。コインベースやリップルとの訴訟解決など、業界への軟化姿勢が鮮明に。
11:35
イーサリアム財団、レイヤー2を単一チェーンのように操作できる「相互運用レイヤー」構想
仮想通貨イーサリアムの財団が複数のL2を単一チェーンのように操作できる相互運用レイヤー(EIL)の構想を解説。現在開発中のEILへの参加を呼びかけている。
10:50
コインベース上のモナドICO、開始23分で65億円弱調達も販売ペース鈍化
コインベースで開始されたモナド(Monad)のトークンセールは、開始23分で64.5億円を調達したが、その後失速。高いFDV評価額やVC比率の高さが投資家の慎重姿勢を招いたとみられる。
10:33
全米初のビットコイン担保地方債、米ニューハンプシャー州が承認
ニューハンプシャー州が全米初のビットコイン担保地方債を承認した。1億ドル規模の債券でデジタル資産が140兆ドル規模の世界債券市場に参入する道を開く可能性が出た。
10:00
ハイパーリキッド・ストラテジーズ、ナスダック上場に向けた合併が延期に
ソネット・バイオセラピューティクスらの合併によるハイパーリキッド財務企業の上場が延期された。株主投票の賛成票が必要数に達していない形だ。
09:45
ビットコインとイーサリアムの現物ETF、資金流出が継続
仮想通貨ビットコインとイーサリアムの現物ETFは、資金が純流出する日が継続している。この点について、ソラナやXRPなどのETFに資金が循環している可能性が指摘された。
08:50
テザー、ビットコイン担保融資企業レドンに戦略投資
テザーがビットコイン担保融資のリード企業Lednに戦略的投資を実施した。Lednは設立以来28億ドル超の融資を実行し、2025年だけで10億ドル超と見込まれている。
08:00
GMOトラスト、Japan Smart Chainと提携し日本法準拠ステーブルコイン発行を検討
GMOトラストがJapan Smart Chainと提携 AltXリサーチは18日、日本向けレイヤー1ブロックチェーン「Japan Smart Chain(JSC)」において、…
07:15
資産運用大手6社、日本での仮想通貨投資信託の提供を検討
資産運用大手6社が、日本での仮想通貨投資信託の開発を検討していることがわかった。米国でビットコインの現物ETFが認可されたこともあり、日本でも仮想通貨投資信託の誕生に期待する声は多い。
07:05
クラーケンがシタデルから2億ドル調達し企業価値200億ドルに、IPO前に資金基盤強化か=報道
クラーケンがシタデル・セキュリティーズから2億ドルの戦略的投資を確保し企業価値200億ドルと評価された。9月の6億ドル調達に続きIPO前に資金基盤を強化している。
06:35
米通貨監督庁、銀行に「ガス代支払い用」の暗号資産保有を承認
米財務省通貨監督庁が国法銀行によるブロックチェーンネットワーク手数料支払いのための仮想通貨保有を正式承認した。トランプ政権下で仮想通貨に対する規制姿勢が転換している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧