仮想通貨相場の分析
暗号資産(仮想通貨)運用企業Bitwise(ビットワイズ)のマット・ホーガン最高投資責任者は2日、定例のメモを公開し、仮想通貨市場は現在は本格的な冬の状態にあり、それは2025年1月に始まっていたとの見方を示した。
そして、2017年と2021年以降の過去のビットコイン(BTC)の値動きを見ると、価格のピークから約13カ月後に底を打っていると指摘し、現在は冬の始まりではなく終わりが近づいている可能性があると分析している。
今回ホーガン氏はまず、ビットコインが過去最高値から39%下落するなどしている現在の市場は、強気相場の調整や一時的な下落ではなく、本格的な冬の状態にあると主張。それは、過度なレバレッジを効かせた投資の増加や初期投資家の利益確定などが影響していると述べている。
レバレッジ取引とは
手持ち資金(取引証拠金)に倍率をかけて取引すること。高いリターンを狙えるが、その分リスクも大きくなる。
そして、本格的な冬には、仮想通貨の普及や規制整備が進んだり、米連邦準備理事会(FRB)の次期議長に指名された人物(ケビン・ウォーシュ氏)がビットコイン肯定派であったりなどしても、相場は好転することができないと指摘した。
関連:トランプ大統領、ビットコイン肯定派のウォーシュ氏を次期FRB議長に正式指名
ホーガン氏は、仮想通貨の冬は「興奮」ではなく「疲弊」で終わると述べている。
冬にビットコインが最高値更新
一方でビットコインは、ホーガン氏が冬と指摘する2025年10月に最高値を更新した。そのため、冬は2026年11月まで続くとみることができるが、ホーガン氏は分析を続けた結果、冬は2025年1月に始まっていたと主張している。
同氏は、仮想通貨が冬の状態にあることをETFや仮想通貨財務企業による購入が覆い隠していたと分析。主要銘柄を以下の3つのグループに分けて下落率を分析し、ETFや仮想通貨財務企業の恩恵を受けられない銘柄は2025年1月から冬が始まっていたというのがホーガン氏の主張である。
- ETFと仮想通貨財務企業の両方の恩恵を受けられた銘柄
- 2025年にETFが承認された銘柄
- どちらの恩恵も受けられない銘柄
この分析結果により、個人投資家にとって仮想通貨市場の冬は2025年1月に始まっており、過去の市況から判断すれば約13カ月で相場が底を打つため、冬が終わりに近づいている可能性があるというのが今回のホーガン氏の分析である。
同氏は、現在は規制整備や企業・機関・ウォール街の採用が進み、ステーブルコインやトークン化の動きも活発化していると指摘し、好材料が揃ってはいると説明。良いニュースは弱気相場では無視されるが、なくなることはなく、ポジティブなエネルギーとなって溜まっていると述べている。
そして、強いリスクオン相場を引き起こす経済成長、仮想通貨市場構造法案(クラリティ法案)の審議におけるサプライズ、国家によるビットコイン採用、または単純な時間の経過などによって、冬が終わる可能性があるとの見方も示した。
関連:ホワイトハウス会議でステーブルコイン報酬問題を議論、妥協策は2月末までに



はじめての仮想通貨
TOP
新着一覧
チャート
取引所
WebX














































