はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「マネーグラムとの提携はリブラよりも仮想通貨市場にとって重要」リップル社CEO

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「マネーグラムとの提携は仮想通貨リブラよりも重要」
リップル社CEOは、大手送金企業マネーグラムとの戦略提携の重要性が今後フェイスブック社主導の仮想通貨リブラを超えると語った。xRapidの利用規模に関しても見込みを明かした。

リップル社CEO、マネーグラムの提携がリブラを超える

リップル社CEOは、「マネーグラムとの提携は仮想通貨リブラよりも重要」と語った。CEOのGarlinghouse氏はYahooファイナンスUKの取材にて、大手送金企業マネーグラムとの戦略提携の重要性がフェイスブック社主導の仮想通貨リブラを超えると話した。

マネーグラムの案件こそ、プロダクションにおけるデジタルアセットの大規模な実利用にあたる。

これは重要な案件だ。賭けることができるのなら、一年後にはリブラのホワイトペーパーよりも仮想通貨市場に重大な影響を与えている。

リップル社は6月に、マネーグラムに最大5000万ドルの出資を約束した。マネーグラムは今後2年間、国際送金でXRP利用のxRapidを正式に導入することを決定した。

関連MoneyGram、仮想通貨XRPを使う「xRapid」の利用を開始

「xRapid」の利用状況について、Garlinghouse氏はQ1〜Q2の間、xRapidによる送金高(ボリューム)が170%も増加していたと明かした。この利用上昇がマネーグラムがxRapidを正式に利用する前の数字であり、2020年の年末までにはxRapidは10億ドル超の送金高になるだろうと、同氏は見込んでいる。

グローバルにおいて、200社以上の金融企業とパートナーシップを締結したリップル社について、Garlinghouse氏は「2019年には、およそ100の契約を結ぶと見込んでいる。中の20社ほどがxRapidとXRPを利用する案件になる可能性はある。」と説明した。

2年ほど前、銀行らは我々の技術に対して好意を示したが、仮想通貨の利用には触れていなかった。

しかし今は、その好意を示した銀行が我々にアポローチして、xRapidの利用について話したいと言っている。なぜなら、xRapidがより安価・高速、流動性管理の課題を解決できるため、彼らはその利用価値を認識できた。

と、Garlinghouse氏はxRapidの需要増加について語った。

さらに昨日コインポストの既報では、Garlinghouse氏は同じ取材にて「マネーグラム」の案件に続き、複数の企業出資・買収案件を目論んでいると言及した。

CEOは可能性のある「複数」の出資・買収について現在前向きに討論を行なっているとは言及したものの、具体的にどのような出資なのか、「提携事業を予測するのは非常に難しい」と言及。明確な企業名の言及は避けた。

関連リップル社、複数の企業に出資計画か

参考資料:UK Yahoo!finance

CoinPostの注目記事

米国版バイナンスで30銘柄の仮想通貨上場を検討 BTC・ETH・XRP・BNBほか
バイナンスの米国版「バイナンス US」は、ビットコインやXRP、BNBやETHなど、計30銘柄の仮想通貨の上場を検討中とのことを伝えた。本家バイナンスの「9月12日」利用制限に向けて米国事業の進展が加速。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/25 火曜日
17:47
ギャラクシー・デジタル、ポリマーケットとカルシで流動性提供を検討=ブルームバーグ
仮想通貨投資大手ギャラクシー・デジタルが予測市場プラットフォームのポリマーケットとカルシでマーケットメイカーとして流動性提供を検討。既に小規模実験を開始しており、機関投資家の参入で市場の成熟が加速する可能性。
17:39
ビットコイン急落の背景は ETF・DAT・ステーブルコインの3大需要が逆転=NYDIGレポート
NYDIGは最新レポートでビットコイン急落の本質を明らかにした。ETF資金流出、DAT企業のプレミアム崩壊、ステーブルコイン供給減少という3大需要源の反転により、強気サイクルを支えた自己強化型ループが破綻したことが大きく影響している。
17:34
ソラナとXRPのETFが好調 資金フローの明暗が鮮明に
ビットコイン・イーサリアムETFが週次で大幅流出する一方、ソラナとXRPの現物ETFは資金流入を維持。20日連続流入のSOLや週次トップのXRPなど、資金フローの明暗を比較する。
17:05
CMEグループ、仮想通貨先物・オプション取引高が過去最高を更新
CMEグループが11月21日に暗号資産先物・オプション取引で過去最高の79万4,903件を記録。年初来の平均取引高は前年比132%増となり、機関投資家の参入拡大と市場成熟を示す。
15:38
SEC、Fuseエナジートークンを証券非該当と判断 実用型トークンに新たな道筋
SECが英Fuse Energyの実用型トークンを証券非該当と判断し、ノーアクションレターを発行。DePIN分野の規制明確化が進む中、市場規模は190億ドル(約2.9兆円)に達し、前年比270%の急成長を記録。
13:54
「プレミアムで取引されるデジタル資産トレジャリー企業は少数に」ビットワイズ見解
ビットワイズCIOがビットコインなどを保有するDAT企業の今後を分析した。プレミアムを維持できるのは一部のみで、多くはディスカウント価格で取引されると予想している。
12:13
中国、ビットコインマイニング世界3位に復活か シェアの14%を占める=ロイター
ロイター通信によると、中国のビットコインマイニングシェアが2021年の全面禁止後に約14%まで回復し、世界第3位に返り咲いた。新疆や四川で余剰電力を活用した地下採掘活動が活発化。
12:01
JPモルガン、仮想通貨企業CEOの口座閉鎖か 「チョークポイント2.0」と波紋を呼ぶ
ビットコイン決済アプリStrikeのCEOがJPモルガンの口座を閉鎖されたと訴えている。仮想通貨業界への銀行サービス拒否が続いている可能性が浮上し波紋を呼んでいる。
11:44
グレイスケール、XRP・ドージコインETFを上場開始 管理手数料は初期免除
グレイスケールがXRP・ドージコイン現物ETFを11月24日にNYSE Arcaで上場開始。管理手数料0.35%、初回3カ月間または10億ドル到達まで無料。米国初の純粋なドージコイン現物ETFとして、キャナリー・キャピタル、ビットワイズに続く市場参入。アルトコインETF市場が急拡大中。
11:35
米ビットコイン現物ETF、4週連続で資金が純流出
米上場の仮想通貨ビットコインの現物ETFは、先週の資金フローが約1,914億円の純流出だった。これで週次としては4週間連続で純流出となったが、ポジティブな見方も上がっている。
06:50
金融庁、仮想通貨交換業者の責任準備金積立を義務化へ
金融庁は仮想通貨交換業者に対し、不正流出などの事案に備えて責任準備金の積み立てを義務付けることがわかった。金商法適用の議論が進む中、投資家保護を強化する。
11/24 月曜日
17:50
ブラックロック、ビットコイン投資の本質は「デジタルゴールド」 機関投資家が重視する“真の価値”とは?
世界最大の資産運用会社ブラックロックのデジタル資産部門責任者が、機関投資家がビットコインに投資する理由を解説した。「デジタルゴールド」としての価値保存機能が重視される一方、決済手段としての利用は依然投機的との見方を示した。
11:47
ソラナのインフレ率を下げる改善提案 今後6年で2,230万SOLの発行量削減見込む
仮想通貨ソラナのコミュニティがインフレ減少率を引き上げる改善提案を公開した。目標インフレ率への到達が6年から3年に短縮する見込みだ。
10:25
「仮想通貨市場の弱体化、背景にマーケットメーカーの機能不全」トム・リーが指摘
ビットマイン会長が仮想通貨市場の下落が続いている要因を分析した。10月10日の清算イベントがマーケットメーカーを機能不全にしていると見解を示している。
11/23 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ヴィタリック紹介のイーサリアム新ツールやXRPのステーキング導入案など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧