CoinPostで今最も読まれています

6つの時価総額上位通貨の今置かれている現状とニュースまとめ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

時価総額が上位の通貨の今置かれている現状まとめ
価格が好調なリップル、イーサリアム、ビットコインキャッシュ等の主要アルトコインについての現状を解説します。

今週1週間はビットコインの著しい上昇はありませんでしたが、暴落もありませんでした。

逆に、主要のアルトコインが大きく上昇を記録しました。

この上昇の中顕著に別れているのが、主要アルトコインに資金が集中してきていることでしょう。

この流れは、仮想通貨自体の認知度の向上が大きな理由となっているであろうと考えられます。

また、実用性が備わっている通貨が伸びていることが顕著に表れています。

今回はBTCと時価総額上位のアルトコインに関しての情報を記載致します。

目次
  1. ビットコイン(BTC)
  2. イーサリアム(ETH)
  3. ビットコインキャッシュ(BCH)
  4. リップル(XRP)
  5. ダッシュ(DASH)
  6. ライトコイン(LTC)

ビットコイン(BTC)

ビットコインは、Cboeの先物上場での影響は3000BTC程で、機関投資家の参入による影響が期待されていた反面大きな影響が出なかったと言えます。

また、現地時間16日に控えるCMEもCboeのBTC先物でのライバルと言わているデリバティブ取引所ですが、この状況のままだと短期的には大きな価格上昇は見込めない可能性はあります。

しかし、上場後の取引量次第という面もあることから、前後の日程は相場の動きに注目する必要があると思います。

また、BTCは韓国の規制が噂され、多くの情報が錯綜する中で投資家達が困惑し、相場を一時停滞させている可能性もありました。

本日この取引所や暗号通貨規制が解決に向いた可能性があり、BTCの韓国相場が朝の段階で跳ね上がりました

この状況や、CMEの状況を加味すると再度ビットコインが上昇する日が数日続く可能性もあり、注意が必要となります。

仮想通貨ビットコイン最新ニュースまとめ:価格に関する情報を随時更新
仮想通貨ビットコイン(BTC)のニュースをまとめた特集記事です。価格の下落や高騰についても触れていきます。

イーサリアム(ETH)

イーサリアムもこのアルトコインの上昇に伴いフィアット建で最高値を更新しています。

しかし、イーサリアムはICOに続き、CryptoKittiesというイーサリアムプラットフォームをベースに開発された仮想の猫のアプリケーションで、再度イーサリアムプラットフォームのスケーラビリティ問題が露呈しました。

また、ICOなど開発プラットフォームや、送金の速さなどの観点からステラなどが注目され始めており、イーサリアムは多くの改善が必要とされています。

今回の価格上昇の要因として考えられるのは、12月12日UBSが主導する「Massive Autonomous Distributed Reconciliation(Madrec)」というプロジェクトが発足したことです。

Madrecには、バークレイズ、クレディスイス、KBC、SIX、トムソン・ロイターといった大手企業が参加しています。

銀行各社は、これまで仮想通貨の実験を行ってきましたが、Madrecでは今後、イーサリアムを活用したデータ照合の簡素化を進めていくと報道されたため、これが価格上昇の大きな理由と言えるでしょう。

また、イーサリアムは2018年中核となるプロトコルの更新を控えており、更新後の影響は大きいと思われるため、これに向けられた期待も加味されているかもしれません。

仮想通貨イーサリアム最新ニュースまとめ:価格変動に関する最新情報を随時更新
イーサリアム(Ethereum)に関するニュースのまとめ記事です。価格変動に関わってくる情報や今後のプロジェクトの予定等を随時更新していきます。

ビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインキャッシュは、大きな高騰を見せてから少しの期間価格停滞が起こっていました。

この原因と考えられるのが、投資ファンドGrayscaleの172501BCHの売却です。

GrayscaleはBTC投資ファンドですが、この保有BTCに対して付与されたBCHを一度売却後フィアットで株主に還元することを発表、その後5週間に渡って172501BCHを売却し、先日この売却が完了しました。

Grayscaleは市場に影響が出ないように少しずつ市場に放出していたと発表していますが、保有していたBCH量は大きな金額に相当しています。

下落の影響はなかったものの、価格上昇を抑える役割を担っていた可能性はあり、この売却終了とともに1段底上げをした形で価格上昇を記録しています。

投資ファンドGrayscaleが大量のビットコインキャッシュの売却を終える
Grayscale Investmentsが付与された大量のビットコインキャッシュトークン(172501BCH)を投資者に直接支給せず、一度ドルに換金しました。これにより、ビットコインキャッシュの価格高騰が期待されています。
仮想通貨 ビットコインキャッシュ(BCH)ニュースまとめ
ビットコインキャッシュ(BCH)に関するニュースのまとめ記事です。価格変動に関わってくる情報や今後のプロジェクトの予定等を随時更新していきます。

リップル(XRP)

リップルと通称されるリップル社が提供するXRPの価格上昇は、長い価格停滞をしていたことからもこの1週間での1番の話題ではないでしょうか。

XRPは元から多くの優良企業と提携を組んでいることから、高騰には多くの要因があることは間違いありません。

しかし、ここ数日での大きな動きは以下の3点があります。

  1. 内外為替一元化コンソーシアム主導の日韓のブロックチェーン利用国際送金の実験開始が発表
  2. 日経新聞社の紙面、テレビによる報道での認知度や信頼度の上昇
  3. ロックアップの完了と、月平均3億XRPの市場放出が停止している可能性
リップル大進撃、XRP価格高騰の裏側
リップル(XRP)が50円をタッチしてから高騰が止まらず、数日でその倍の100円に一瞬到達する高騰を記録しました。大躍進を果たしたリップル(XRP)高騰の理由を考察します。
リップル(Ripple)ニュースまとめ : 価格変動に関する最新情報を随時更新
仮想通貨リップル(Ripple)のニュースをまとめた特集記事です。価格変動に関わる最新ニュースや取り扱い取引所、ウォレットについての最新情報を更新していきます。

ダッシュ(DASH)

DASHは仮想通貨市場での地位を確立に向けてプロジェクトを推し進めています。

ビットコインはデジタルゴールドとなりつつあり、送金面ではライトコインやビットコインキャッシュ、金融市場ではリップル(XRP)などが有名ですが、ダッシュはジンバブエの決済サービスKuvaCashとの共同決済システムに投資を行い、ハイパーインフレーションを起こし自国通貨がないに等しいジンバブエで、国公式のデジタル通貨を目指して活動しています。

KuvaCashとの提携で、2018年にはジンバブエでSMSが送信可能な携帯電話を所持する人は、DASHを活用した即時決済が利用できるようになります。

現在ジンバブエでは、決済に外貨やプリペイドカード、時にはお菓子などが使われている状態であり、このような共通デジタル通貨の実現可能性も現実的で、実現の暁には価格への影響はかなり大きいと考えています。

DASHがジンバブエの公式デジタル通貨を目指し本格始動
Dashはデジタル通貨界初の試みに挑戦し、KuvaCashと手を組んでジンバブエのハイパーインフレーション恐慌の解決を考えています。ジンバブエでのソリューションが成功すれば他のデジタル通貨を超える可能性があります。

ライトコイン(LTC)

ライトコインの価格高騰は、Steamバウチャーの追加によるBTC以外での決済通貨として台頭しつつある環境と、イーサリアムと同じく注目されているBTC先物に続くCMEの先物上場の噂でしょう。

この先物上場に関しては、正式な発表は行われていない噂レベルの情報ですが、16日のBTC先物での動きにも影響すると考えられます。

この噂が真実だった場合、BTCの先物上場時より影響があるのではないかと考えています。

Steamのビットコイン決済廃止、LTCとBCHが名乗りを上げる
オンラインゲームプラットフォームSteamが取引手数料と価格変動を理由にビットコイン決済の廃止を決定しましたが、代替通貨としてLTCとBCHが注目されている。
仮想通貨ライトコイン(LTC)最新ニュースまとめ:価格に関する情報を随時更新
仮想通貨ライトコイン(LTC)のニュースをまとめた特集記事です。価格変動に関わる最新情報を更新していきます。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
07/27 土曜日
08:10
マスク氏のX(旧ツイッター)、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除か
イーロン・マスク氏がオーナーのX(旧ツイッター)は、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除した。ドージコイン擁護のためか。
07:35
BitwiseのETH現物ETFの横断幕、NYSEに掲揚
仮想通貨運用企業Bitwiseのイーサリアム現物ETFの横断幕が、ニューヨーク証券取引所に掲げられた。同社は、取引終了のベルを鳴らすことも報告している。
07:05
野村傘下のレーザーデジタル、利回り提供のイーサリアムファンド販売予定か
野村ホールディングスの仮想通貨資産子会社であるLaser Digital(レーザーデジタル)は、イーサリアム現物ETFの代替商品の導入を計画しているようだ。
06:40
米SEC、グレースケールのミニ版ビットコインETFを承認
仮想通貨投資企業グレースケールが提供するGBTCは手数料(1.5%)が最も高く資金流出は続いていたが、新商品を導入し0.15%という業界最安の手数料設定で競争力を高める狙いだ。
06:20
ビットコイン価格が21年後に最大で75億円に到達か、マイケル・セイラー氏の強気予想
ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏はカンファレンス「ビットコイン2024」で、BTCの今後の強気予想のプレゼンテーションを行った。
07/26 金曜日
17:10
「米大統領選で価格変動 トランプやハリス由来のミームコインの買い方
トランプトークンの概要 ドナルド・トランプ前米大統領とその「Make America Great Again」(アメリカを再び偉大に)というスローガンからインスピレーションを得…
17:10
ヤマハ発動機が初のVTuberコラボNFTを発行、Yamaha E-Ride Baseを訪れて進化可能
ヤマハ発動機が初のNFTデジタルステッカーを発行。横浜のYamaha E-Ride Baseで進化するダイナミックNFTを体験し、限定グッズをゲットできる。
15:13
ビットフライヤーがFTX Japan買収完了、カストディ事業展開へ
株式会社bitFlyer HoldingsはFTX Japanの株式100%を取得し、完全子会社化を発表。8月26日までに社名を変更し、クリプトカストディ事業を展開予定。法制度整備後の暗号資産現物ETF関連サービス提供も視野に入れている。
14:43
Neo Xメインネットが正式稼働 EVM互換でネオのエコシステムを拡張
Neoは高性能EVMベースのサイドチェーン「Neo X」のメインネット正式稼働を発表。クロスチェーンブリッジで流動性と互換性が向上し、エコシステムの可能性が広がる。
14:15
カマラ・ハリス氏のミームコインが過去最高値を記録、大統領候補指名の期待受け
PolitiFiと呼ばれる政治パロディのミームコインが、仮想通貨領域で独自のジャンルを形成しており、カマラ・ハリス副大統領のパロディコイン「 Kamala Horris(KAMA)」が急騰し話題となっている。
12:55
アルトコインETFの未来、ブラックロックが語る現実と可能性
ブラックロックのデジタル資産責任者は、イーサリアム現物ETFが承認されていても他のアルトコインETF誕生には困難があると話した。
12:14
仮想通貨相場反発、ビットコイン・カンファレンスのトランプ登壇に関心集まる
昨日までの大幅下落とは打って変わり暗号資産(仮想通貨)相場は反発した。強気シグナルのハッシュリボンが点灯しているほか、今週末にはビットコインカンファレンスに米国のトランプ前大統領が登壇予定であり、投資家の関心が集まる。
11:00
トランプ前大統領の陣営、4〜6月期で仮想通貨で6億円の寄付金調達
トランプ前大統領は、ビットコインなど仮想通貨で6億円以上の選挙資金を調達。「ビットコイン2024」でもさらに資金を集める予定だ。
10:30
BTCが290万ドルに到達するシナリオ、VanEckが公開
仮想通貨ビットコインが2050年までに290万ドルに到達するシナリオをVanEckのアナリストが公開。このシナリオを実現するための条件を説明している。
10:00
ソラナ初事例、パラオ共和国がデジタルID発行
主権国家が仮想通貨・ブロックチェーンであるソラナ上で、法的アイデンティティを発行する初めての事例となった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア