- テレグラムICO関連のウォレットアドレスを公開
- 仮想通貨取引所Liquidは、テレグラムICOで計上された仮想通貨(計400万ドル相当)が保管されるアドレスを公開した。資産の移動などを説明するなど、透明性を示した。
リキッド、テレグラムICO関連のウォレットアドレスを公開
仮想通貨取引所Liquidは、7月に行なったテレグラムの独自仮想通貨GramのICOを代行したことで計上された売上(仮想通貨)を取り扱うコールドウォレットのアドレスを公開した。集まった金額が多額であることから、アドレスを公開することで資金の透明性を示すことが目的とみられる。
このウォレットアドレスは、Gramを購入したすべての顧客の資金(計4,114,918.90USDC)が保管されているもので、リキッドは、Gramトークンが顧客に分配されるまで、この資金をコールドウォレットから取り出さないと説明した。
先日の報道で、テレグラムは今後2ヶ月以内にGramトークンを送信する準備が整ったと投資家らに通知している。Gramを利用するテレグラム独自のブロックチェーンネットワーク「TON」は、9月1日より公開テストが始まっている。
テレグラムは、2018年5月の私募で世界的VCセコイアキャピタルなどから17億ドル(約1800億円)を調達し、2019年5月には、ブロックチェーンテストネットをリリースしている。
参考:Liquid発表