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1万ドルラインで急反発したビットコイン(BTC)、マイナーの「損益分岐点」が明かされる|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市況
先行公開されたBinance Futuresのほか、Bakktの先物取引を23日に控える中、長期の仮想通貨相場予測に影響を与えやすいBTCマイナーの損益分岐点が明かされた。

仮想通貨市況

英下院が、議会の行き詰まりを打開するために切り出した「解散総選挙」の2度目の動議を退けたことで、英ジョンソン首相が追い込まれた。日経新聞などが報じた。

EUとの合意の有無を問わず、10月末に離脱する公算。つまり、ハードブレグジット(合意なき離脱)のリスクが高まった格好だ。合意なき離脱を強行した場合、EUとの間の関税問題のほか、経済情勢などで混乱をきたす可能性が高い。

これについて、欧州拠点に「バイナンス・ジャージー」を開設したバイナンスCEOのCZ氏は、「ブレグジットは、仮想通貨業界には追い風だ。より多くの人が仮想通貨を保有することにつながる。」などと見解を述べている。

また、バイナンスは10日、先物取引所「Binance Futures」の正式ローンチを発表した。ただ現時点ではオープンベータのようなもので、一般公開ではなく「先行招待ユーザー」に限定公開されている。

なお、ビットコイン先物提供へ向けてカストディサービスを開始したBakktのCOO Adam White氏は、入出金開始後の資金流入などを受け、機関投資家からの高い温度感を実感していると述べた。

Bakktでは、9月6日よりカストディにて機関投資家向けのビットコイン入出金サービスを開始。23日にも先物取引をローンチ予定だ。

テクニカル分析

ビットコイン(BTC)は、ペナント下限からの落下で急落を見せたが、6月以降何度もワークしてきた強サポートラインの10,000ドル(107〜108万円)付近でリバウンドを見せた。反発の起点となりやすい4h雲下限も意識されたか。(下図:BitMEX)

(下図:bitFlyer)

拡大図でみると、スパイク気味に急反発した後、相場の迷いも見受けられる。

1万ドルを割り込んだ場合は、8月に度々反発した104万円付近、あるいは100万円以下まで視野に入れる必要があるものの。直近では下値の堅さ(反発の強さ)も確認されており、ペナント上辺まで浮上することが出来れば、相場の雰囲気が変わる可能性も考えられるか。

マイナーの損益分岐点

米調査会社ファンドストラットが、長期の仮想通貨相場予測に影響を与えやすい、ビットコインマイニング機器におけるBTC価格の「損益分岐点」を公表した。

最新モデルのイノシリコンT3では、1BTCの採掘コストが「5126ドル(55万円)」となっており、かなりの余裕を伺わせる。約2年前に開発され、当時普及率の高かったアントマイナーS9でも「8528ドル(91.6万円)」となっている。今回のデータでは、旧型のマシンでも、損益分岐点を上回っていることを示している。(0.06ドル/ kWhと仮定)

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