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ヴィタリック、仮想通貨イーサリアム「バリデーター(承認者)の最大報酬」などEthereal Summitにて重要発言

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ヴィタリック、イーサリアムサミットで報酬やプライバシーについて重要発言
仮想通貨イーサリアムの共同創業者Vitalik Buterinが、イスラエルのEthereal Summitに登壇。「全員がPoSステーキングに参加した場合の最大報酬は、保有量に対して年利1.7%になる」などと述べた。

Ethereum2.0について

イーサリアムのデベロッパー、インフルエンサーらが集い、議論するEthereal Summitがイスラエル、テルアビブ市で9月15日に開催され、イーサリアム共同創業者Vitalik Buterinからイーサリアムの開発状況、展望についての発言があった。

Digital AssetのリードアークテクトのEjaaz Ahamadeenとの会話の中で、Vitalikは、イーサリアムの次のバージョンであるEthereum2.0の第一ステージであり、開発の重要なマイルストーンであるEth2Beaucoupを構成する7クライアント(PegaSys,Harmony,Prysmatic Labs,Trinity Ethereum Client, ChainSafe Systems, Nimbus,Sigma Prime)が話し合いを始め、協調しながら進んでいる事を明かし、次のステップは本格的にパブリックネットワークを維持していく事だと話した。

Validatorの報酬ついて

また、イーサリアム(ETH)がPoWからPoS「Casper(キャスパー)」に移行後のマイナー(採掘者)に該当するValidator(バリデーター:承認者)へのリワードについて、Vitalikは「報酬は1%との誤解があるが、実際は全員がステーキングに参加した場合の最大報酬は、保有量に対して年利1.7%になるとの見解を述べた。

利率は何人のvalidatorがネットワークに存在しているかで決まると言い、もし全員がvalidatorになった場合の「1人辺りの利率は保有量に対し1.7%」となり、ネットワークの1%がvalidatorの場合、1人あたりの利率は17%に上るという。

ただし、具体的な数値は現在協議中であると付け加えている。

Privacyついて

Privacyについても、「あまり気づいている人はいないが、ここ3週間でプライバシーコインのZcashも採用しているzk-SNARK(ゼロ知識証明の一つ)が飛躍的な進展を見せ、Aztec Protocolによる新型ゼロ知識証明技術のPlonkが10月に導入される予定」であると話した。

DeFiついて

Vitalikはまた、DeFi(Decentralized Finance)のポテンシャルについても期待感を示した。

特に、ICOにDeFiが活用される事により、詐欺のプロジェクトのICOからの被害を未然に防ぐ事を期待している。

そのカラクリはこうだ。あるプロジェクトがICOで投資家からトークンを集めた場合、そのトークンはプロジェクトのデベロッパーを含む運営側には渡らず、DeFiを通してスマートコントラクでロックされ、ステーキングによる報酬が運営側に渡るというもの。

投資家は、そのプロジェクトが怪しいと感じたらいつでも引き出す事ができ、被害を未然に防ぎやすくなる。また運営側にとっても、コンスタントに報酬を受け取る為にはプロジェクトを進める必要があるというインセンティブが働くという。

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