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中国デジタル通貨の”権威” 「リブラなどステーブルコインの進歩は止められない」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

中国のデジタル通貨権威、「Libraは止められない」
中国のデジタル通貨研究所所長が、リブラとデジタル元のインパクトと課題について、過去の歴史を踏まえても、国の規制当局の管轄下で仮想通貨のコントロールは事実上不可能との見解を述べた。

Libraのインパクトと課題

9月6日に中国デジタル通貨研究所所長に就任したChangchuan Mu氏は、Facebook社が主導する「リブラプロジェクト」、および中国が発行予定の「デジタル元」などのステーブルコインの進歩(勢い)は、どんなに厳しい規制を敷いたとしても、もはや”なにびと”にも止められないだろうと述べた。

前職は中国人民銀行決済局副局長であったMu氏は、「リブラとデジタル通貨のアウトルック」と題したオンラインコースの中で、リブラのインパクト、課題点、そして中国政府が発行するデジタル元の特徴について見解を述べた。

Mu氏曰く、リブラは、金利を調整しながら自国通貨の需給コントロールする金融政策を不安定化し、通貨主権を毀損させる可能性が否めない為、各国は警戒せざるを得ないと説明。

特に欧米では反発の動きが顕著で、ドイツ政府は先日、リブラやその他のステーブルコインを含む”法定通貨に並行する通貨”に対し、ドイツでの発行を禁じる「ブロックチェーン戦略案」を閣議決定し、18日に承認されている。

関連記事 独 ステーブルコイン発行禁止

Mu氏は、中国政府が資本流出やマネーロンダリングを危惧し、決済機関や民間銀行を含めBTC取引を全面禁止したにもかかわらず、私設ネットワーク(VPN)やOTCを通じて取引されている現状を踏まえると、仮に国家レベルでリブラを禁止したとしても、同様にVPNや海外チャンネルを通じて売買されるのではないか、との見解を示した。

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