- アルトコインは続伸するか=米ブルームバーグ誌
- BTCのドミナンスは年初最高値の71%➡︎68%に。先週のアルト反騰で有識者らはこの後のアルト相場について見解を語る。
アルトコイン相場は週末上げか
イーサリアム(ETH)が主導した先週の主要アルトコインの反騰を経て、継続していたビットコイン(₿)一辺倒の相場には投資家の資金流入の変化は見られた。
71%を超えたビットコインのドミナンスは一時的に約67%まで低下、現在68.2%にとどまる。
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イーサリアムなどの主要銘柄の続伸は21日より止まっているが、米有力紙ブルームバーグでは先週のアルトコイン反騰相場を受け、今後のアルト相場の継続的上昇を見込んでいる。
ブルームバーグによると、日足の相場では、ETHはこれまで平日10日の6割、12回の週末の7割の割合で、BTCのパフォーマンスを超えていた。XRPのほうでも、過去11日の6割でBTCの上げ幅を圧倒した。
JSTキャピタルの創設者は、「アルトコインは継続してBTCを追いかけるだろう。」と見込み、「一部のアルトコインプロジェクトの技術がすでに採用されているため、提供する価値は広範囲で認識されている。」とコメントした。
なお、CryptoBriefingのCEOを務めるHan Kao氏はビットコインのドミナンスについて、このように語った。
ビットコインのドミナンスが高騰したのち、急下降するパターンは過去にも見られる。
資金がビットコインからアルトコインに大量に流れていくことこそ期待していないが、ユースケースがはっきりしている一部のアルトコインが投資家の関心を引くことは見込めるだろう。
先日の反騰で「アルトバブルの再来」と見ている投資家もいるが、大手オンライントレーディングプラットフォーム「eToro」のシニアアナリストのGreenspan氏は、「アルト季節」と呼ぶ時期にはなっておらず、もう少し時間がかかりそうだとコメントした。
参考:ブルームバーグ