- Bakktのビットコイン先物開始から7時間、最新の出来高が判明
- 本日9時より取引が開始したBakktの現物決済BTC先物は、開始してから7時間が経過し、18 BTCの出来高を記録している。1週目のCMEのBTC先物出来高との比較や、現物決済の漸進的成長などの見解がある。
Bakktのビットコイン先物、開始7時間後18 BTCの出来高
本日9時より取引が開始したBakktの現物決済ビットコイン先物は、開始してから7時間が経過し、18 BTCの出来高を記録している。
17:25の時点:18 BTC➡︎26 BTCに増えている。
こちらから出来高のライブ情報:ICE FUTURES U.S.
ローンチまでの期待感とは異なって出来高が少ないとの懸念はSNS上多々見られている。ローンチ後、ビットコインの相場は特に大きな影響を受けているほどでもなく、9,900ドルの水準で推移している。
アナリストのAlex Kruger氏はBakktとCMEのパフォーマンスを比較し、「CME現金決済のビットコイン先物は開始一週間目では、4.6億ドルの出来高を記録した。現在は約7億ドルの出来高だ。」と指摘した。
一方、著名投資家Ari Paul氏が、Bakktは現物決済であるため、CMEとは性質が違うと説明し、「出来高は段々と増えていくだろう」と見ている。なお、「ブローカーを通じての現金決済はインスタントだが、ビットコインの入金における需要プロセスは漸進的になるだろう。」と話した。
Bakktの先物仕組みでは、ロングする場合は、ブローカーを通じて現金のみでポジションを取ることはできるが、ショートをする場合、あらかじめBakktのカストディにビットコインを入金する必要がある。つまり、機関投資家はあらかじめビットコインを他の取引所で購入する必要がある。
Probably a more gradual scale up since it’s physical. With CME futures, anyone with the right FCM could immediately trade on launch.
— Ari Paul ⛓️ (@AriDavidPaul) September 22, 2019
先日、ICEのCEOであるJeffrey Sprecher氏はBakktのローンチに際し、資産運用会社からの「強烈な関心度」はあるが、それが実際の投資につながるかどうかは、まだ判明できないと語った。