はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨リブラが20年末にローンチすればトークン獲得? CoinFlexが先物商品「IFO」提供

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

CoinFlex、仮想通貨リブラの予測市場「IFO」を提供へ
米フェイスブック主導の仮想通貨リブラについて、メインネット稼働前に仮想通貨トークンを取引可能な先物商品「Initial Futures Opening(IFO)」の存在と詳細が明らかになった。

CoinFlex、仮想通貨リブラのローンチ予測先物商品「IFO」を提供へ

今年6月に発表したフェイスブック主導の仮想通貨リブラについて、メインネット稼働前に仮想通貨トークンを取引可能な先物商品「Initial Futures Opening(IFO)」が登場する。

2016年に東アフリカのセイシェル共和国で国際ビジネス会社法に基づいて設立された仮想通貨取引所「CoinFLEX」の新サービスは、まだ存在しないトークンの先物を提供する予測市場(prediction market)の一つで、2020年末までにリブラトークンが運用される可能性に基づき支払うデリバティブを提供するものだ。

CoinFLEXは、リブラのステーブルコインが2020年12月30日の決済日までにローンチされた場合、相当のリブラトークンを受け取ることが出来るという先物商品であるが、先物決済日までにリブラがローンチされない場合、投資分が損失となる。

同社はこれまでにも、ポルカドット(Polkadot)のトークンであるドット(DOT)のIFOをローンチしており、参加人数限定で割引価格の契約を購入可能とする商品の提供を行なっている。

リブラIFOの場合、トークンの上場が確約されたものではない。期日までのローンチが行われなかった場合、投資分を全額損失する可能性もある一方で、トークンの基準価格も市場の需給に委ねられるため、格安価格でリブラトークンを取得できる手段になり得るハイリスク・ハイリターンの先物商品と考えられる。

ブルームバーグによれば、10月24日に最初の先物が開始され、2020年末までに30%の確率でローンチされると予想されており、初期価格は、投資家との協議後に設定された「1リブラ=30セント(27.6円)」となる予定だ。

IFOに参加しなかった投資家も、提供開始の約30分以内に、Libraの進捗状況に関する評価をより反映した価格で取引可能になる仕組みとなる。

シンガポールに本拠を置く外国為替および仮想通貨ファンドThree Arrows CapitalのCEOであるSu Zhu氏は、「先物商品による”予測市場”が流動性を集めることができれば、リブラに対する市場期待を反映することになるため、興味深いものになり得るだろう」と言及、期待を寄せた。

課題も山積

米フェイスブックが主導する独自仮想通貨リブラプロジェクトは、発表直後から様々な課題に直面して難航している。世界各国の規制当局と中央銀行は、フェイスブックの事業規模を考慮した上、データのプライバシー問題や決済通貨発行権に関わる金融政策面に至るまで、さまざまな潜在的な脅威について懸念を表明している。

Libra Associationの広報担当は、「2020年のローンチ」を目標にしていることを言及しているが、米国議会などが猛反発しており、その実現性は定かではない。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/21 木曜日
17:48
シンプレクス、ステーブルコイン参入を支援へ アバランチ実証実験を受け
シンプレクスが金融機関のステーブルコイン事業参入支援を本格化。Ava Labsとの実証実験でアバランチ基盤の高性能インフラを実証し、参入障壁の解消を目指す。
17:23
カニエ・ウェスト、仮想通貨YZY発表
カニエ・ウェスト(Ye)が暗号資産(仮想通貨)「YZY」をソラナ上で発行し、発表直後にバイナンスに上場。YZY Moneyエコシステムの中核トークンとして決済サービス「Ye Pay」やYZYカードを展開予定。
16:39
メルカリとソニー、NFT・デジタルコンテンツ普及で基本合意 Soneium活用へ
メルカリとソニーグループがNFT・デジタルコンテンツ普及で基本合意。ソニー独自ブロックチェーン「Soneium」を活用し、メルカリの月間2300万人ユーザー基盤でWeb3技術の大衆化を目指す。アイドル関連NFT販売を皮切りに新エコシステム構築へ。
14:00
米上院議員、仮想通貨市場明確化法案の年内成立を目指す
シンシア・ルミス米上院議員は、仮想通貨規制の明確化を図るクラリティ法案の年内成立を目指すと発表した。先月発表された上院の独自案ではなく、超党派の支持を得た下院案を基本法案とする方針に切り替え、11月末にはトランプ大統領への提出を見込んでいる。
13:40
ゴールドマンサックスとベッセント財務長官、ステーブルコイン急成長を予測
米財務長官とゴールドマンサックスがステーブルコイン市場の急拡大を予測。規制整備により数兆ドル規模の成長期待が高まる中、JPモルガンは慎重姿勢を示す。
12:50
「ビットコインは2030年までに100万ドルへ」コインベースCEOが強気予想
コインベースCEOが2030年のビットコイン価格を100万ドルと予想した。機関投資家流入など強気シナリオの要因を挙げている。仮想通貨の今後のユースケースについても話した。
12:00
「多様なイノベーション促進へ」金融庁・今泉参事官が語る、暗号資産規制やETFの展望
金融庁の今泉宣親・暗号資産ブロックチェーンイノベーション参事官が語る、ビットコインETF、制度改革、ステーブルコインの展望。利用者保護とイノベーション両立への取り組みを詳述。
12:00
ビットバンク廣末社長が語る、ビットコインとの出会いと今後の展望|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、ビットバンク廣末紀之社長独占インタビュー。オリコン顧客満足度2年連続1位の暗号資産取引所が語るWeb3時代の資産形成戦略とWebX2025への展望を聞く。
11:30
明日にジャクソンホール会議パウエル講演控える中、仮想通貨相場反発
ビットコインが前日比1.17%上昇する中、機関投資家によるイーサリアム大量購入が継続。Bitmine Immersionが52,475ETH追加で総保有額66億ドル近くに。一方、個人投資家のアクティブアドレス数は8月に28%減少し、ビットコイン・イーサリアム現物ETFからも大幅流出。ジャクソンホール会合でのパウエル議長発言が今後の相場を左右する見通し。
10:50
アーサー・ヘイズ、幹細胞事業に投資
ビットメックスの創設者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏が幹細胞クリニック事業に大規模投資し取締役就任。先週売却した仮想通貨を1050万ドルで買い戻し、「利益確定はもうしない」と方針転換。
10:05
イーサリアム財団、セキュリティ強化の行動指針発表
イーサリアム財団は、Trillion Dollar Securityのプロジェクトについて行動指針を発表。仮想通貨イーサリアムの広範な調査を経て、まずはユーザー体験の安全性を強化する。
09:40
米ブロックチェーン協会ら、ステーブルコイン利回りに関する「ジーニアス」改正案に反対
米ブロックチェーン協会らが、銀行協会提案のステーブルコイン利回り規制強化に反対している。「ジーニアス」法案の改正案にいくつかの論点から異議を唱えた。
08:35
米ナスダック、BNB保有企業WINTの上場廃止決定 株価75%超暴落
米ナスダックがBNB投資企業ウィンドツリー・セラピューティクス(WINT)の上場廃止を決定。株価が最低価格1ドルを下回り、今年99%以上下落。
08:00
RWAトークン取引所「DigiFT」、計37億円の資金を調達
RWAトークンの取引所DigiFTは、現在までで合計約37億円の資金を調達したことを発表。直近の資金調達ラウンドはSBIホールディングスが主導している。
07:45
トークン化株式「xStocks」、トロンのブロックチェーンに拡大へ
クラーケンとBackedは、TRON DAOとの協業を発表。株やETFをトークン化して取引できるようにするサービスのxStocksを、仮想通貨トロンのブロックチェーンに対応させる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧