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英コインベース CEO:仮想通貨普及のステップとして中央集権的な組織が必要

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨普及のステップとして中央集権的な組織が必要
仮想通貨取引所大手コインベースの英国支社Coinbase UK のCEOは、仮想通貨を主流にするために有効な方法の1つとして、同プロジェクトを支持する姿勢を表明した。

仮想通貨普及のステップとして中央集権的な組織が必要

昨日の米下院金融委員会公聴会で、議員からの厳しい質問に晒されたフェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOと仮想通貨リブラだが、仮想通貨取引所大手コインベースの英国支社Coinbase UK のCEO、Zeeshan Feroz氏は、仮想通貨を主流にするために有効な方法の1つとして、同プロジェクトを支持する姿勢を表明した。

米CNBCのインタビュー番組に出演したFeroz氏は、リブラが実現するための前途は険しく、いまは千里の道の一歩を踏み出したに過ぎないとしながらも、「通貨としてのリブラは、その性質として真に普遍的な支払い形態になる可能性を持っている。」と、リブラ協会の一員であるコインベースとして、リブラプロジェクトへの信頼を示した。

さらに、リブラとの長い旅路の果てには、「メールを送信するのと同じくらい簡単に、世界中に送金できる、よりオープンな金融システム」を確立できるというビジョンを持って、リブラプロジェクトに参加したと述べた。

また、仮想通貨業界では、リブラの中央集権的な手法を非難する向きもあるが、仮想通貨普及の一つの段階として、中央集権的な機関は有益だと次のように述べている。

「今日、我々がいるこの世界から(分散化の)ユートピアに移行するには、集中化された組織が必要であり、オンランプとオフランプが必要だ。 銀行との関係を維持できる集中型のビジネスを持っていない場合、仮想通貨を購入することもできない。」

そして、フェイスブックのように「何十億人もの人々にリーチする巨大ハイテク企業」が発行する「普遍的な支払い形態となる可能性を秘めた」デジタル通貨は、仮想通貨の普及を促進する一つの方法だとの考えを述べた。

仮想通貨普及のもう一つの道

Feroz氏は、仮想通貨が真に主流となるには、もう一つ、方法が考えられるという。

それは、各国中央銀行がそれぞれの法定通貨のデジタル版を発行することであり、「シリコンバレーのオタクにはできない方法で(仮想通貨の)採用を促進」することが可能だろうと述べた。

同時に、仮想通貨エコシステムを支え、成功に導くために重要なのは、世界の規制当局が、「お互い考えを一致」させることだろうと述べ、笑いを誘った。

コインベースのような仮想通貨ビジネスでは、管轄地域ごとに異なる規制対策に、多くの労力が割かれており、大きな負担となっている現状を説明。 Feroz氏は明確で「調和した規制制度」こそが、仮想通貨普及を後押しするために、最も大きな助けとなるだろうと主張した。

中央銀行発行のデジタル通貨(CBDC)は、バハマやマーシャル諸島、東カリブ諸国機構などの国々で発行が計画されている。しかし、CBDCの中でも、実現が間近だと言われ、世界の金融システムに多大な影響を及ぼすと考えられるのは、中国政府発行のデジタル通貨だろう。

フェイスブックの公聴会で、アメリカの経済的地位を脅かしかねないとザッカーバーグ氏が警告したのも、中国政府発行のデジタル通貨だった。

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