はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リップル地域責任者「中東エリアにも大きなビジネスチャンス」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

中東エリアにも大きなチャンス

リップル社の南アジア&MENA(中東・北アフリカ)運営責任者Navin Gupta氏は、米CNBCのインタビューに応じ、リップル社にとって中東には多くのビジネスチャンスがあると話した。

我々にとって、中東地域には大きなチャンスがある。米国のエコシステムを見ると、国内市場が大きく、仮想通貨への投資も活発的だ。なお関連企業は、現在存在している規制枠組みの中で様々な実験をおこなっている。

米国と同様のビジネスチャンスは中東にもある。中東は今や、世界最大の送金市場となっている。

とGupta氏は語り、また5年以内に、GCC(湾岸協力会議、Gulf Cooperation Councilの略称)の国々から送金分野で複数のグローバルブランドが生まれても不思議ではないと見ている。

GCCは現在、アラブ首長国連邦、バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビアの6か国からなる。

特に、アラブ首長国連邦(UAE)内で働く外国人労働者の送金先の多くがアジア圏にあり、UAEを本拠地とする国際送金企業Finablr社は、今年2月にリップルネットへの加盟を発表、タイへの送金経路を確保している。

またクウェート国立銀行(NBK)もリップルのxCurrentベースの送金サービスを行っている。

Navin Gupta氏によると、現在、国境を越える取引の大部分は、銀行や決済サービスプロバイダーによって支配されており、リップルが取り組むのはその点だという。

リップル社は現行の送金システムを、インターネット時代の送金システムに置き換えていく。これにより金融機関は、透明性の高いやり方で、即座に、エラーのない送金サービスを行えるようになる。

現在の送金システムでは、銀行は国際送金を順調に行うため、送金相手国のノストロ・アカウントにあらかじめ資金を準備しており、そのことで送金コストが高くなっている。リップル社は、仮想通貨XRPをブリッジ通貨として使い、オンデマンドで流動性を供給することで、この問題を解決できるとしている。

世界的大手フィンテック企業と提携

先日、リップル社が新たにロンドンに拠点を構える大手金融テクノロジー企業Finastra社とパートナーシップを締結した。これによって、リップルネットに参加している組織は、Finastra社の巨大なネットワークにアクセスできるようにもなる。

Finastra社のクライアントの大部分を占める南北アメリカには、約7,840のクライアントがいる。一方、中東及びアフリカにも約210のクライアント機関と業務関係を持っている。

つまり、まだマーケットシェアの少ない地域には、よりビジネスチャンスがある可能性が高いと見られる。

出典:Finstra

今回のインタビューでリップル社は、、このような利点について中東地域でもさらにアピールしていく姿勢を示したと言える。

参考:CNBC取材

CoinPostの注目記事

リップル社CMの放送国が2ヶ国が判明か 動画内掲載企業で指摘
世界的に仮想通貨業界で話題になったリップル社のコマーシャルに関して、放映を行なっている可能性のある二カ国が判明した。CMは国際決済をテーマに、Rippleのインフラや仮想通貨XRPに対する認知度向上を図っている。
「仮想通貨XRP利用のODLを多くの地域で利用したい」大手マネーグラムが要請
マネーグラムが仮想通貨XRPを利用する送金ソリューションODL(旧xRapid)をより多くの地域・市場へと拡大したいと要請していることがわかった。メキシコ地域での実利用で速さを実感したためだという。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/08 土曜日
13:55
JPモルガンのビットコインETF保有量、3ヶ月間で64%増
JPモルガンが第3四半期にブラックロックのビットコインETFを207万株追加し、保有総数は528万株となった。6月から64%増加。
13:30
イーサリアムのバリデータ参加待ちが増加 将来性への信頼高まり示すか
仮想通貨イーサリアムのバリデータ参加待ちが増加している。The Blockが長期視点の投資家増加が示唆されると指摘した。ステーブルコインのインフラとしての期待も高まっている。
11:30
「ビットコインは重要なサポートレベル付近で推移」CryptoQuantレポート
CryptoQuantが最新市場レポートで、仮想通貨ビットコインが10万ドル付近の重要サポートレベルで推移していると指摘した。複数の指標から現在の状況を分析している。
11:20
ストラテジー、STRE優先株を1株80ユーロで価格設定 1100億円調達予定
ストラテジーが10%利回りのSTRE優先株を1株80ユーロで発行し、7億1500万ドルを調達する予定。当初計画の2倍超となる775万株を発行し、資金はビットコイン取得に充てられる見込みだ。
10:12
ビットコイン再び10万ドル割れ、USDXデペッグがDeFiに波及し信用不安広がる|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは5日以来、再び一時10万ドルを割り込んだ。ステーブルコイン「USDX」の担保不足によるデペッグ(乖離)が複数のDeFiプロトコルに波及し、市場全体に信用不安を広げた。
09:50
トランプメディア、第3四半期に84億円の赤字、保有ビットコインの価値は73億円減
トランプメディアが第3四半期に5480万ドルの純損失を計上し、3四半期連続の赤字となった。保有ビットコインの価値は4800万ドル減少したが、オプション収入で1530万ドルを獲得。
09:35
カザフ、最大10億ドルの仮想通貨準備基金設立へ 2026年初頭立ち上げ予定
カザフスタンが最大10億ドル規模の国家仮想通貨準備基金を2026年初頭までに設立する。押収資産と国営マイニング収益を原資としてETFや関連企業に投資する方針だ。
08:25
XRP保有企業エバーノース、約120億円の含み損に 仮想通貨財務企業に圧力
仮想通貨XRPを企業の財務資産として保有するエバーノースが約2週間半で7900万ドルの含み損を抱えている。メタプラネットなど他の仮想通貨保有企業も大幅な含み損に直面している。
07:20
片山金融相「3メガバンクのステーブルコイン共同発行を支援する」
片山さつき金融相は、3メガバンクやプログマらが行うステーブルコイン発行の実証実験を金融庁がサポートすることが決定したと話した。決済高度化プロジェクトの設置にも言及している。
07:10
米FRB理事がドルステーブルコイン市場の成長を評価、一方で合成型USDXは大幅デペグで0.6ドルに
米FRBのミラン理事がドル連動型ステーブルコインを巨大な成長分野と評価した。一方で合成型ステーブルコインUSDXが大幅デペグを起こしバランサー攻撃の影響で連鎖的な危機が広がっている。
06:20
コインベース、Asterなど上場検討
米大手仮想通貨取引所コインベースが複数の銘柄を同社の上場ロードマップに新たに追加した。
05:55
ジーキャッシュ連日高騰、時価総額100億ドル突破 1カ月で約4倍上昇
プライバシー仮想通貨Zcashが過去1カ月で3倍上昇し時価総額100億ドルを突破。アーサー・ヘイズ氏らの支持やグレースケール関連商品の人気拡大が上昇を後押ししている。
05:35
リップルのロング社長、IPOの予定なしと再度表明
リップル社のモニカ・ロング社長が株式公開の計画はないと再び明言した。同社は企業価値400億ドルで5億ドルの資金調達を完了し、十分な資本があると説明している。
11/07 金曜日
18:34
金融審議会・第5回会合、暗号資産レンディングの規制強化について議論 金商法適用案も
金融庁は7日の第5回金融審議会で、暗号資産レンディング事業を金商法の規制対象とする方針を示した。年利10%台のサービスで利用者がリスクを負う一方、事業者に管理義務がない点が問題視された。
18:16
米証券大手チャールズ・シュワブ、2026年に仮想通貨取引開始へ
米証券大手チャールズ・シュワブが2026年上半期にビットコインとイーサリアムの現物取引を開始。顧客資産約1800兆円を持つ同社の参入で仮想通貨市場の主流化が加速へ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧