- ピーター・シフがBTCのクジラに言及
- 著名投資家ピーター・シフが、ビットコイン(BTC)急騰要因に言及。通説にある習近平発言ではなく、”クジラ”による仮想通貨市場操作の影響との見方を示した。
ピーター・シフがBTCの市場操作に言及
金(ゴールド)著名投資家で、ユーロパシフィックキャピタルのピーター・シフCEOが、先日のビットコイン(BTC)急騰要因に言及。通説にある中国の習近平首相によるブロックチェーンへの言及ではなく、大口投資家を示す”クジラ”による市場操作が強く影響しているとの見解を示した。
29日には
最近のビットコインの急上昇は、中国の(習近平氏のブロックチェーンを重要視する発言)やファンダメンタル要因によるものではない。市場操作しているクジラ(大量保有者)が、飛びついた一般投資家を呑み込もうとしているように見えるからだ。弱気相場をパンプ(上昇)させて、高値で売り抜けようとしているのではないか。
との見方を示し、直近の上昇要因がクジラによる市場操作であると言及した。
Bitcoin’s recent sharp rally likely had nothing to do with China, or any fundamental factor. It clearly looks like market manipulation by whales looking to sucker in momentum buyers. By pumping up a technically weak market, they are able to dump more #Bitcoin at higher prices.
— Peter Schiff (@PeterSchiff) October 28, 2019
また、30日には
BTCのホルダーは中・長期的な急上昇を期待しているだろう。ところが、クジラは市場が暴落する前に利益確定の売りを出している。なぜなら、上昇を信じる一般投資家を集めて、先に利確する方が賢明だからだ。
と言及した。
Bitcoin’s recent sharp rally likely had nothing to do with China, or any fundamental factor. It clearly looks like market manipulation by whales looking to sucker in momentum buyers. By pumping up a technically weak market, they are able to dump more #Bitcoin at higher prices.
— Peter Schiff (@PeterSchiff) October 28, 2019
シフ氏は、アメリカ経済に対する弱気の見解と、2008年の経済危機を予言したことで広く知られている存在であるが、かねてからビットコインとゴールドの価格に相関性が見られない事を指摘し、ビットコインが「デジタル・ゴールド」と呼ばれる事にも懐疑的だ。
参考:1XBit.com