はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

高難易度のビットコイン相場、目線が変わる価格帯は?|仮想通貨市況(寄稿:やがみ)

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

急騰後レンジ相場を続けるBTCと今後の展望

ビットコイン(BTC)市場で起きた突発的な約30万幅の急変動は記憶に新しいと思いますが、本稿ではこれからの値動きについて考察していこうと思います。

10月25日から26日にかけて急騰したBTCは、現在触りづらいレンジで推移。まずは、一度下抜けしたディセンディングトライアングルから見ていこうと思います。

急騰によって大局のディセンディングトライアングルを上抜けし、現在リターンムーブでの底固めをしている段階に見えます。これが上目線で捉えることができるチャートです。

次にこちらの画像を見てください。

大局のペナントを下抜けした際のリターンムーブとしても見ることができます。筆者はこちらをメインで考えています。下目線というほどではないですが、積極的なロングポジションは取りづらい状況と言えます。

明確に下降トレンドを否定するためには、10000ドル(約108.8万円)を抜け、更に11000ドル(約119.7万円)付近まではローソク足の実体で上昇する必要があります。

現状では、ディセンディングトライアングルの上限ラインを割り込んではいないので、そこまで市場に売り込まれてはいませんが、徐々にショートカバー(ショートの精算での上昇)でしか上昇できない値動きに変化しつつあります。

つまり新規のロングポジションが入っているのではなく、ショートポジションの決済でしか上昇しなくなってきてる可能性があるという事を示しています。

値動き的には、9月の中頃から月末にかけての値動きをイメージしてもらうと分かりやすいと思います。(現在と9月のチャートを対比)

9月台の値動き

10月30日現在

ここから先、著者個人としては、吹き売りとショートカバーの初動へツッコミロングしか取ることはできないでしょう。直近のレジサポラインは9000ドル(約98万円)のサポートと9500ドル(103.4万円)のレジスタンスに挟まれている状態なのでどちらかに抜けるまで難易度の高い変動が続くと考えられます。

現状、積極的にロングポジションは取ることは難しい状況ではあると考えてはいますが、9500ドル(約98万円)を明確に抜けるケースが確認された場合は、半減期も近いことも理由に、ある程度上目線として市場もみる見方ができるかもしれません。

現在の市場状況から、このチャネルムーブは頭に入れておいたほうが良いと思います。9000ドル(約98万円)~9500ドル(約103.4万円)を抜けるまで自信がない方は触らなくても良いかと思います。

資産を増やす為、守るためにも慎重にトレードしていきましょう。

寄稿者:やがみLight_Yagami_a
為替・仮想通貨合わせてトレード歴6年。 現在のメイン時間軸はスキャルピングで、BTCFXが主戦場。デイトレード〜スキャルピングを教えるトレードサロンTRADEWORKS運営陣。チャネル、ライン、プライスアクションから相場を読み解くことが得意。

CoinPostの関連記事

リップル最重要カンファレンス『SWELL 2019』、注目ポイントと仮想通貨XRPへの影響
米リップル社主催の最重要カンファレンス「SWELL 2019」が迫るなか、仮想通貨相場に影響を与え得るポイントを特集した。前回、前々回のSWELL時のXRP価格推移も掲載。
仮想通貨ビットコインFX:ローソク足の見方、始値のレジサポに重きを置く理由(寄稿:やがみ)
仮想通貨ビットコイン(BTC)におけるローソク足のレジサポやプライスアクションの捉え方について、チャート図や「ライントレード」と組み合わせて詳しく解説。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/16 土曜日
13:45
トランプ一族支援のアメリカンビットコイン、日本・香港企業買収を検討
ドナルドJrとエリック・トランプ氏が支援する米仮想通貨マイニング企業アメリカンビットコインが、日本と香港の上場企業買収を検討中。マイケル・セイラー氏の戦略に倣い企業財務でビットコイントレジャリー企業を目指す。
13:18
仮想通貨取引所ジェミナイがIPO届出書公開 リップル社からの信用枠も設定
米仮想通貨取引所ジェミナイがナスダックへの上場申請書類を公開した。2025年上半期は純損失が拡大も、リップル社から信用枠も確保している。
11:20
ニューヨーク州議員、仮想通貨取引に0.2%課税法案を提出
ニューヨーク州議会のフィル・ステック議員が仮想通貨取引に0.2%の物品税を課す法案を提出。ビットコインやNFT取引が対象で年間1億5,800万ドルの税収を見込む。
10:15
米司法省、ランサムウェア攻撃容疑者から約4億円の仮想通貨を押収
米司法省がランサムウェア攻撃容疑者から280万ドル超の仮想通貨を押収した。トランプ大統領のビットコイン・仮想通貨準備金政策により、政府が備蓄資産に加える可能性もある。
09:50
ヒューマファイナンス、Eコマース販売者向け当日決済ソリューションを発表
ソラナ基盤のPayFiネットワークを運営するヒューマファイナンスがArf、Geoswift、PolyFlowと提携し、世界大手Eコマースプラットフォーム販売者向けの即時決済サービスを開始。
08:10
ETH財務企業ビットデジタル、25年2Qに黒字転換
ビットデジタルは2025年2Qの決算を発表。仮想通貨イーサリアムの保有量やステーキング量も報告し、今後もイーサリアムの買い増しを継続すると説明した。
07:30
DeFiデベロップメント、ソラナ保有量387億円相当に拡大
ソラナ特化型財務戦略企業DeFiデベロップメントが2200万ドルで11万SOL追加取得。総保有量142万SOLで1株あたり0.0675SOLに増加。
06:30
ビットマイン、186億円相当イーサリアムを追加取得
ETHトレジャリー企業ビットマインが過去2時間でギャラクシー・デジタルのOTCアドレスから大口ETH移転を受領。総保有量120万ETHから拡大継続。
06:00
イーサリアムトレジャリー企業シャープリンク、四半期決算で大幅赤字
仮想通貨イーサリアム財務戦略企業シャープリンク・ゲーミングが第2四半期決算で大幅赤字。ETHステーキングに関する8780万ドルの非現金減損が損失の大部分を占める。
05:35
米FRB、仮想通貨監督の特別プログラムを終了 トランプ政権の規制緩和受け
米連邦準備制度理事会が2023年開始の仮想通貨・フィンテック特別監督プログラムを終了し、通常監督へ統合。トランプ政権の規制緩和方針が牽引。
08/15 金曜日
19:30
スイ(SUI)2025年の価格予想と成長の鍵|リスク・注目点は?
暗号資産(仮想通貨)スイ(SUI)の2025年価格予想や将来性を徹底解説。VanEckの16ドル予測、現物ETF申請、技術的特徴、投資リスクまで網羅。国内取引所比較や最新エコシステム情報も掲載。
17:21
Base Appとは?コインベースのWeb3アプリの使い方を徹底解説
CoinbaseのBase Appの特徴、始め方、エアドロップの可能性を詳しく解説。Web3スーパーアプリとして進化するBase Appで、ソーシャル・決済・DeFi機能を一つのアプリで体験。国内取引所からの送金方法も完全ガイド。
16:00
TRON創設者ジャスティン・サンが語るWeb3の未来|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、TRONのジャスティン・サン(Justin Sun)独占インタビュー。80億人の金融自由実現に向けたビジョンと、日本のWeb3市場への期待、WebX 2025参画について聞く。
16:00
xStocksとは?仕組みと活用例をわかりやすく解説
xStocks(エックスストックス)はAppleやTeslaなど米国株をブロックチェーン上でトークン化し、24時間365日取引可能にした革新的サービス。DEXでの購入方法、リスク、税務上の注意点まで初心者向けに詳しく解説します。
14:20
コインベース、メタマスクユーザーのUSDC手数料をBase上で半額に 
米大手取引所コインベースは、決済プラットフォームMercuryoと提携し、MetaMaskユーザーのUSDC購入手数料を50%削減する。また、USDCを発行するCircle社はステーブルコインに特化したL1ブロックチェーンの開発計画を発表。USDCのエコシステム拡大につながると期待されている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧