
- フィンテック専門家によるパネルディスカッションで仮想通貨8種類の予想がされる
- 4人の専門家が仮想通貨について討論し、メジャーなコイン8種類の今後を予想しました。(Bitcoin、Bitcoin Cash、Ethereum、Litecoin、Ripple、Stellar Lumens、Verge)
- Cardanoが上昇率1位?
- 討論者の予想では2018年、一番の価格上昇を見せるのはCardanoです(8623.99%)。
Finder.comが新たな月間仮想通貨予想調査サービス(Cryptocurrency Predictions Survey)を用いて2018年末までにCardanoが3番目に大きい仮想通貨になることを予想しました。
Finderはクレジットカード選択、不動産購入、健康保険などの決断を助言する価格比較ウェブサイトです。
Finderは2006年に設立され、10カ国で運営し、175人の従業員がいます。
討論者
以下がその4人の討論者です。
- 元税理士およびファイナンシャルアドバイザー、Sprout Superannuation創業者Clayton Daniel
- ブロックチェーン振替サービスWyre Inc.社長Michael Dunworth
- 有力企業家Finder共同創設者Fred Schebesta
- プロ「未来派科学技術者」Joseph Raczynski
Joseph Raczynski氏はAI(人工知能)、サイバーセキュリティ、そしてリーガルテクノロジーを専門とする技術コンサルタントです。
Raczynski氏は8個のコインのうち、6個について同じ予想をしています。
「重い規制がかかれば、3〜6ヶ月は価格上昇が止まるでしょう」
分析結果
討論者たちは徹底的な分析をし、全コインについて2月1日と12月31日の時価総額と市場価格を予想しました。
パネルディスカッションではCardanoのトークン(ADA)価格が8623.99%上昇し、2018年末には3番目(ビットコインとビットコインキャッシュに続いて)に高い時価総額となることが予想されました。
そしてStellar Lumensのトークン(XLM)が2番目に大きい1269.93%の上昇をすると予想されました。
他のコインについては24.14%から119.9%までの上昇が予想されましたが、Vergeだけは37.99%下がると予想されました。
また、Cardanoは数日前、ADA先物をBitMEXに登録しました。
面白いことにCardanoに対する討論者のコメント(二つしかありませんが)はあまり肯定的には思えませんでした。
その一つが以下の発言です。
「Cardanoは第三世代の仮想通貨であり、チームは毎週最新情報を更新しています。どうやらこの世界ではそれさえすれば(毎週の情報更新)数十億の価値を保有できるようです ー Cardanoにはそれしかないようなので」
Coinmarketcapでは現在、Cardanoの時価総額は190億ドル(約2兆円)を超えています。
実装から4ヶ月しか経っておらず、Cardanoが仮想通貨でなければ非常に印象的な上昇と言えたでしょう。
しかしこのような上昇は仮想通貨界では普通になってきています。
Vergeに関しては一人の討論者がMcAfee coins-for-cash論争についてコメントしました。
McAfeeが本当に決済のためにコインをポンプしてるのであればVergeは必然的に失敗するでしょう。
不運なことにVergeは論争の真実に関係なく、巻き込まれた可能性があります。
Finder.com Predicts a Good Year for Cardano, a Bad One for Verge
Jan. 11, 2018 by Simon Golstein
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