- BCCが約94%の価格下落を記録
- 取引所の閉鎖と貸付業務の停止により仮想通貨BitConnect(BCC)は現状では殆ど利用するメリットのない通貨となってしまいました。
一時期には仮想通貨時価総額ランキングで20位となっていたBCCを発行するビットコネクト社が、自社の仮想通貨取引所「BitConnect」の閉鎖と貸付業務の停止を発表しました。
仮想通貨BCCを発行するビットコネクトは16日、同社の仮想通貨取引所と貸付業務を閉鎖すると明らかにした。
情報引用元:Bloomberg
米テキサス州とノースカロライナ州から停止通告書
ビットコネクトは上記の両州で関連商品販売登録を行っておらず、その結果停止通告を受けていました。
また、DoS攻撃などのハッキングにも悩まされていました。
その結果、取引所の閉鎖、また貸付業務の停止という結末になったようです。
ただし、ウォレットサービスおよびニュースサイトは継続して行っていくようです。
仮想通貨BCC大暴落
このニュースにより、昨日最高値約36,000円を記録していたビットコネクト(BCC)は、1日で約2,100円まで大暴落し、約94%の価格下落を記録しています。
仮想通貨BCCは貸付サービスのための通貨として認識している投資家が大多数だったため、その貸付サービスが終了してしまったことにより現状では殆ど存在意義がないコインとなってしまっています。
年末には約3,200億円を突破していた時価総額も、現在では130億円まで落ちています。
時価総額上位となっていた通貨でも、ふとした切っ掛けでこうなってしまう、という仮想通貨界隈の不確実性を如実に表した例と言えるでしょう。