- 米オンライン決済会社、ストライプ がビットコインの使用を中止する予定
- ビットコインの伸び悩む成長率と顧客からの支持率の低下から、ビットコインでの取引を今年の4月23日でやめることを表明しました。
- ビットコインに代わる仮想通貨、ステラとオミセ・ゴーについての見解
- 新規仮想通貨ステラとオミセ・ゴーなどの安定した価値上昇に目を向け始めました。今後も上昇率が安定するようなら、資金調達を通して支持をすることも示しています。
1月25日、電子商取引企業ストライプは、仮想通貨業界に動揺を招きました。米オンライン決済会社は、ビットコインを支持することをやめ、ビットコインに変わる新たな仮想通貨を探し求めています。
2014年、ビットコインで支払いを可能にした初の会社として知れ渡ったストライプにとっては、今回の意気込みが大きな変わり目となることは言うまでもありません。
報道によると、ストライプはビットコインよる支払いを4月23日までとし、その後はビットコインでの支払いは受け付けないようです。
ビットコインでの支払いをやめる理由として、ストライプは、ネットワークの混雑、振り込み費用の上昇、処理時間の延長を理由としてあげています。
現在ビットコインは、仮想通貨業界で活気に欠ける効率の悪い仮想通貨として挙げられています。
ライトニングネットワーク決済会社が新たな試みを行うように、ビットコインも新たな改良を行わない限り状況は変わらないでしょう。
ビットコインは不安定かつ高価
ストライプのインターネットのブログサイトによると、ビットコインは取引に使うよりも資産に適していると綴られています。
また、価格の不安定さからくる法廷通貨取引における失敗率の上昇もみられます。取引が認証される頃には、仮想通貨額がすでに変動しており、リアルタイムでの取引が不可能になるケースが続出しました。
手数料の上昇もまた、代表的な仮想通貨であるビットコインにとっては懸念すべき点です。ストライプの製品責任者Tom Karlo(以下 カーロ氏)は、こう述べています。
「通常のビットコイン取引では、10ドル以上の手数料がかかることはざらで、ビットコイン取引を行うことは銀行で現金送金をすることと同じくらいの費用がかります。
その結果、顧客からはビットコインでの取引を削減する依頼が殺到しています。ストライプとの取引でビットコインの使用を認めている会社に関しては、ビットコインによる収入が大幅に下がっています。
この状況から、ビットコインでの支払いやビットコインでの取引に対し前向きではない人が増えていることはもはや仕方ないともいえるでしょう。」
今後の代用通貨について
今後、オンライン支払い処理には、取引を容易にする新たな仮想通貨が必要となります。
現段階で、新たな仮想通貨として注目を集めているのは、ステラやオミセ・ゴーです。
カーロ氏はこう述べています。
「オミセ・ゴーは、将来性があり、且つ賢明な仮想通貨です。さらに、イーサリアムは今後将来的に有望な事業を生み出すでしょう。
今後もステラが意義のある発展をするようなら、私たちが、資金提供という形でステラを支援することもありえるでしょう。」
ブログでは、ライトコインと、ビットコインキャッシュ、ビットコインとは異なる他の仮想通貨のことについても触れています。XLMとOMGによる影響力は、いまのところ有益です。
ステラは、数時間前に仮想通貨価値が1週間で最も最高の0.63ドルまで達し、上昇率は最高14%となりました。
現時点で、仮想通貨業界で6番目の時価総額をもち、その価値なんと10.8 億ドルにものぼります。
一方で、オミセ・ゴーは12%の上昇を果たし、19.02ドルに達しました。ビットコインの代わりとなるものは、価値変動が少なく、過去3ヶ月で230%の安定した上昇を見せました。
現在ストライプは、10万を超えるグローバル企業や個人のオンライン取引を管理しています。
Online Payments Company Stripe drops Bitcoin, eyes Stellar, OmiseGO
Martin J. Young・ January 25, 2018
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