- コインチェックがハッキングで数百億以上の損失疑惑
- ネム財団のLon Wong氏をはじめとした様々な著名人達がコインチェックのハッキング被害の疑惑についてコメントを残しています。
コインチェックがアルトコインの売買停止や全通貨(JPY含める)の出金停止をかけたため、ハッキング疑惑が浮上しています。
公式からの発表はない状態ですが、現在新聞社等様々なメディアがコインチェックの本社前に集まっている状況です。
※追記
コインチェックの記者会見が23:30分~始まると日経ヴェリタスが報じました。
Coincheck 会見は23時半を予定に変更。 https://t.co/ks6F9Gy4tI
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年1月26日
著名人や各メディアの報道
ネム財団のLon Wong氏は、以下のようにコメントしました。
It's unfortunate that coincheck got hacked. But we are doing everything we can to help. https://t.co/AH3lEDDG71
— Lon Wong (@2017Lon) 2018年1月26日
「コインチェックがハッキングされたことは大変残念に思います。私たちにできることがあれば何でも手伝いたいと思います。」
ハッキングについてほぼ断言しており、Coincheck関係者から既に情報を得ている可能性があります。
また、Lon Wong氏はハッキングによる被害後の対応などについてもコメントしました。
「コインチェックがNEM(XEM)を盗まれたのは、NEMのマルチシグコントラクトを採用していなかったためです。今回の件はNEMの脆弱性によって起きたものではないためハードフォークは行いません。今回の事件は仮想通貨史上最大の被害額となるでしょう」
Lon Wong氏のコメント通り、このハッキング疑惑が事実だった場合、過去のハッキング事件の中でも最高被害額となる、とみられています。
内部情報を得ている可能性がある人物は他にも存在し、山本一郎氏はYahooニュースで述べた「コインチェック社では、暗号通貨NEM以外でも取引をしている顧客から預かっている暗号通貨複数の不正な流出を発見」したことについて情報を確認済みである、とツイートしています。
ビットコイン取引所「コインチェック」で620億円以上が不正に引き出される被害が発生か
「国内のビットコイン取引所大手のコインチェック(coincheck)社で、顧客の預かり資産とみられる仮想通貨XEMが5.4億XEM、日本円にして約620億円以上が引き出されていることが分かりました。」
「コインチェック社では、暗号通貨NEM以外でも取引をしている顧客から預かっている暗号通貨複数の不正な流出を発見し、現在状況を精査中であるとのことです(18時02分現在)。」
情報引用元:Yahooニュース(ライター:山本一郎氏)
ああ、コインチェック社の件は14時過ぎには不正引き出しが各種暗号通貨であったと当事者が認識していた、で確認とってるので記事通り確定でいいと思いますよ。
— 山本一郎(やまもといちろう@告知用) (@kirik) 2018年1月26日
また、一部の送金先も恐らくは日本国内の契約者を偽装した中華系グループ(昨年11月の事件と同様に)ではないかと見られます。
また、Business Insider Japanも取材を行なっており、コインチェック本社の前で情報を直に発信しています。
金融庁のコメントなども掲載されています。
コインチェック流出疑惑、本社前には1億円預ける30歳一般人の姿
「関係者によると、多額の仮想通貨が流出した可能性が高いとみられる」
「金融庁はBusiness Insider Japanの取材に対して『現在、コインチェックと連絡を取り合いながら、根本原因を含めて原因の究明に努めている』としている」
情報引用元:Business Insider Japan
このように、各社がこぞってハッキング疑惑について情報を発信している状況です。
続報があり次第随時更新していきます。
CoinPostでも記者会見に参加し、ライブ配信を実施しています。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年1月26日