はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨100%の未来都市 著名歌手AKONがセネガルと最終合意

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨が生活基盤となる未来都市

米国で活躍する著名R&Bシンガー・実業家のAKON(エイコン)氏が、仮想通貨ですべてが動く未来都市を建設する覚書に正式に署名したことが分かった。

「セネガルでAKON CITYの合意を確定したところ。将来あなた達を迎えることを楽しみにしている」とエイコン氏はツイート。

セネガル出身、アメリカ合衆国でR&Bのシンガーソングライター、ラッパー、実業家として活躍している同氏は、仮想通貨を生活の基盤とする都市の建設計画について昨年発表していた。

この未来都市は「AKONクリプトシティ」と呼ばれ、独自の仮想通貨「Akoin」を日常取引に利用する、100%仮想通貨ベースの都市となる見込み。

セネガル大統領によってエイコン氏に与えられた2,000エーカー(約8平方キロメートル)の土地を用地として利用する。

「AKONクリプトシティ」は、根本的に新しい生活方法を見出すために、最先端のスマートシティ計画デザインと、日常の人間的なやり取りや、ビジネス取引を暗号化するための構想をブレンドするものだという。

エイコン氏がコンセプトを作り、技術的な開発はエンジニアに託すこととなる。

米国のラジオ局Power106でのインタビューによると、Akon Cityは長期にわたる事業だ。10年間をかけて、段階的に行っていくという。 2019年3月に建設を開始、第2段階は2025年になる予定である。

「ワン・アフリカ、ワン・コイン」というキャッチフレーズを掲げている、独自仮想通貨Akoinのウェブサイトによると、まもなくベータプラットフォームが立ち上げられる予定である。

アフリカに仮想通貨の大きな可能性

起業家にデジタルおよび実生活のツールとサービスを提供し、様々な事業がアフリカの台頭する経済の力を解き放つことを可能にすることもAkoinのビジョンには含まれている。

アフリカへの太陽光発電の導入にも携わっているエイコン氏は、アフリカに仮想通貨を導入することで、人々に力を与えることができると次のように希望を語った。

「ブロックチェーンや仮想通貨は、アフリカにとって救世主となり得る。人々に力を取り戻させ、通貨システムに安全性を取り戻し、人々は自分自身を前進させるためにそれを活用できて、政府に人々を抑圧することはさせない」

アフリカに仮想通貨普及のポテンシャルを見る人物は、エイコン氏だけではない。ツイッター社とSquare社のCEOであるジャック・ドーシー氏も、アフリカを仮想通貨圏の未来だと認識している。

ドーシー氏は昨年、アフリカ諸国を歴訪し、ナイジェリアでのビットコインミートアップに参加するなど、現地の仮想通貨サポーターと親交を深めている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/20 土曜日
13:22
イオレがビットコイン追加取得、累計保有量101BTC超に
日本上場企業イオレが約1億6640万円分のビットコインを追加取得。ネオクリプトバンク構想の初期トレジャリー運用の一環として実施され、2026年3月期中に120億円から160億円規模の取得を目指している。
11:55
ブラックロックのビットコイン現物ETF、年初来リターンはマイナスも流入額6位入り
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」が年初来のETF流入で6位にランクインした。一方でリターンはマイナスとなっており背景にある投資家心理が注目される。
10:50
メタプラネット、米国預託証券プログラム設立
ビットコイン保有企業メタプラネットがドイツ銀行を預託銀行とする米国預託証券プログラムを設立し、19日より米国店頭市場で取引を開始する。米国投資家の利便性向上と流動性拡大を目指す。
10:33
ビットコイン提唱者ルミス米上院議員が再選不出馬、仮想通貨法案成立に注力へ
仮想通貨推進派として知られるシンシア・ルミス上院議員が2026年の再選不出馬を表明した。任期終了までに包括的な仮想通貨規制法案や税制改革の成立を目指す方針を示している。
10:05
「ビットコイン価格は2035年に2億円に到達」CF Benchmarksが強気予想
CF Benchmarksが2035年の仮想通貨ビットコインの価格を基本シナリオで142万ドルと予想した。ゴールド市場のシェアを獲得することなどを前提とし弱気・強気シナリオも算出している。
09:10
イーサリアム、Glamsterdamの次のアップグレード名は「Hegota」
仮想通貨イーサリアムでGlamsterdamの次に実施されるアップグレードの名称がHegotaに決定。2025年と同様、イーサリアムは2026年に2回アップグレードを行う可能性がある。
08:15
ビットコイン、弱気相場入りか クリプトクアントが需要減速を指摘
クリプトクアントが仮想通貨ビットコインの需要成長鈍化を指摘し、弱気相場への移行を指摘。ETFの純売却や大口保有者の需要縮小、デリバティブ市場のリスク選好低下などが要因として挙げられている。
07:10
コインベース、2026年の税制変更で予測市場がギャンブルより有利になると指摘
コインベースが2026年の見通しレポートで、トランプ大統領が署名したワン・ビッグ・ビューティフル・ビル法により予測市場が従来の賭博より税制面で有利になる可能性があると指摘した。
06:50
アーサー・ヘイズ、FRBの新資金供給策RMPでビットコイン4年サイクル論が終焉と再度主張
著名トレーダーであるアーサー・ヘイズ氏がFRBの準備金管理購入プログラムを分析し、実質的な資金供給(QE)により仮想通貨ビットコインの従来の4年サイクルが崩れたとの見解を示した。ビットコインは2026年に20万ドルに向かうと予測。
06:20
仮想通貨の冬到来か、フィデリティ責任者がビットコインの2026年底値を6.5万ドル付近と予測
フィデリティのグローバルマクロ責任者ジュリアン・ティマー氏がビットコインの強気サイクル終了の可能性を指摘し、2026年の底値を6.5万ドルから7.5万ドルと予測した。機関投資家の参入により従来のサイクル論が変化しているとの見方が広がっている。
05:45
米FRB、仮想通貨企業向け「簡易版マスターアカウント」開設に進展か
米連邦準備制度理事会が仮想通貨関連企業を含む適格機関に決済サービスへの限定的なアクセスを提供する「ペイメントアカウント」案についてパブリックコメントを募集開始。
12/19 金曜日
17:38
税制改正大綱で仮想通貨税制が大きく前進、申告分離課税20%と3年間の繰越控除を明記
政府・与党が2026年度税制改正大綱を決定。暗号資産取引に申告分離課税を導入し、税率は株式と同じ一律20%に。3年間の繰越控除制度も創設される。金商法改正を前提とした条件付きで、2028年施行の見通し。昨年の「検討」から具体化が進み、web3業界の発展に向けた重要な一歩として評価されている。
15:33
米国法銀行初、SoFiがステーブルコイン「SoFiUSD」を発行
米ソーファイ・テクノロジーズが完全準備型の米ドルステーブルコイン「ソーファイUSD」を発表した。パブリックブロックチェーン上でステーブルコインを発行する米国法銀行として初の事例となる。
14:15
2025年の仮想通貨盗難被害額5300億円突破、北朝鮮関連グループの犯行目立つ=チェイナリシス
チェイナリシスが2025年の仮想通貨盗難事件についてレポートを発表。総額5300億円規模であり、Bybitハッキングなど北朝鮮関連グループによる犯行が目立っている。
14:13
サークル、インテュイットと提携 USDC で税金還付や企業決済に対応
ステーブルコイン大手サークルが金融テクノロジー企業インテュイットと複数年の戦略的提携を締結。TurboTaxやQuickBooksなどでUSDCを活用した税金還付、送金、決済サービスを展開し、年間15兆円超の取引に対応へ。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧