仮想通貨市況
アルト市場が好調に推移している。
多くの銘柄は7日にかけてさらに続伸したが、6日昼過ぎに短期的なピークを迎えており、過熱感が強まる中、利食いに押される可能性もある。
アルトコイン全面高に伴い、BTCドミナンスはさらに減少。64%まで減少している。
BTC ドミナンス:64% (-0.7% ↓)
— BTC情報アラート📊 (@btc_status) February 7, 2020
価格:$9,763 (+2.6% ↑)
出来高:$138.34B (+8.2% ↑) pic.twitter.com/QigBrtCJA6
Weiss Crypto Ratingsは、昨年末のビットコイン(BTC)下落トレンドでも相関せず独歩高を見せていたテゾス(XTZ)の時価総額が、アウトパフォームを続けていることに注目。
時価総額トップ10入りを示唆した。カルダノ(ADA)の時価総額16.1億ドルに対し、テゾスは15.1億ドルまで迫っている。
#Tezos (#XTZ) is among the leading altcoins which continue to outperform #Bitcoin price action in 2020. Tezos market cap has risen to $1.56 billion and it is close to flipping its positioning with Cardano (ADA) to rank among the top-10 cryptocurrencies by market capitalization.
— Weiss Crypto Ratings (@WeissCrypto) February 6, 2020
国内では、Tezos Japanが、仮想通貨取引所が名を連ねる日本仮想通貨ビジネス協会の「ステーキング部会」に携わる。
ステーキング部会とは、ステーキングの基本的概念の理解及び、PoS 及びDPoSを採用する主要暗号資産におけるステーキングモデルの共有、また法規制、税務会計、事業リスクの視点からステーキング方法の分類を行い、論点を整理するものだ。
海外では2019年、米コインベースを始め、バイナンスやクラーケンといった最大手取引所が、テゾス(XTZ)のステーキングサービスを開始して反響を呼んだ。国内では、コインチェックが始めたリスク(LSK)のステーキングサービスが好評を博しており、価格高騰を後押ししている。
関連:仮想通貨リスクの仕組みから紐解く「コインチェック新サービスの重要ポイント」=LiskJapan寄稿
ビットコイン(BTC)市況
7日の仮想通貨ビットコイン(BTC)は、前日比2%高の107.3万円と続伸。
BTCは5日、3日以降の一時調整局面で抵抗線となっていたトレンドラインを上抜け大幅上昇。6日3時には、一時9750ドル付近まで急騰した。(下図)
その後、6日23時頃には200ドル急落する場面もあったが、反発も強く9600ドルラインを割り込まずに切り返している。
bitFlyer LightningにおけるBTCFXでは、スポット乖離がSFD水準の5.0%付近(4.0%以上)まで上昇しており過熱感がみられる一方、常態化すれば強気トレンドを鮮明にしていた昨年5〜6月以来となる。
なお、BitMEXの未決済建玉(OI)は、15億ドル規模に到達。1ビリオン(10億ドル)を超えて急落も警戒されたが、結果的にさらに伸長する形となった。