はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

分散型ストレージサービスSia、新プラットフォームSkynetをローンチ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

分散型ストレージSiaが新プラットフォームSkynetをローンチ

分散型ストレージサービスなどを手掛けるSiaは、新たにパブリックな分散型ストレージサービス「Skynet」をローンチした。

Skynetは誰でも動画やテキストなどをピンすることが可能で、ピンされたデータはどこからでも閲覧し、ダウンロードできる。ピンされた動画は誰でも自分自身でピンすることが可能で、世界中で誰か一人でもピンしていればそのデータがオンライン上から消えることはない。

アップロードされたデータは基本的には暗号化されておらず、リンクさえ分かれば誰でも閲覧することが可能で、この点が以前からあるサービス「Sia」とは異なる。「Sia」はSkynetと違い、個人的なデータを保存するためのサービスでデータは基本的に暗号化されている。

Skynet上での暗号化機能は現在開発中で、実装されれば特定のグループのみで共有可能にすることもできるという。

Skynetではダウンロードはポータルを介して行うことができ、誰でもポータルを運用することができるものの、一般的なユーザーは自分でポータルを運用する必要はない。

将来的にはライトニングネットワークなどを利用し、データのダウンロード時などにマイクロトランザクション(超少額決済)で支払いが行えるようにする予定だが、現在のところはユーザーは無料でポータルにアクセスし、ダウンロードを行うことができる。

分散型ストレージサービスには強力な競合も

Sia Blockchainは、合意形成アルゴリズムにPoWを採用するなど、設計思想をビットコインと近くしており、仮想通貨プロジェクトの中でも、分散を特に意識したプロジェクトになっており、特徴として、fileコントラクトと呼ばれるスマートコントラクト機能を持っている。

Siaで使われるのは独自仮想通貨Siacoinで、Skynetのローンチ期待などで2020年以降、価格は上昇傾向にある。

一方で、分散型クラウドストレージサービスという発想はSiaだけのものではない。

競合には、すでにFilecoinやStoj、IPFSなどが存在する。

どれも料金の安さや、データを失う危険性が低いことなどを特徴としており、いまだ確立していない分野でありながら、すでに競争の激しい分散型ストレージ分野において、どのサービスが生き残っていくのかに注目する必要がある。

参考: Sia

CoinPostの関連記事

米SEC、仮想通貨Siacoin発行企業に証券法違反で罰金命令 業界がポジティブと捉える理由は
米SECが仮想通貨Siacoinの発行企業に対して、未登録証券を販売していたとして計22.5万ドルの罰金を課した。昨日EOSの発行企業に対する取り締まりに続く法的追及となる。
仮想通貨Filecoinがテストネットを開始 2017年の超大型ICOから2年
未使用のストレージを公開市場で売買できる分散型ネットワーク「Filecoin」は12日、テストネットの正式ローンチを行なった。巨額ICOから2年強、ネットワーク参加者における試運転、開発者によるアプリケーションの構築などが開始される。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/20 水曜日
14:40
WebX 2025完全ガイド|日本最大Web3カンファレンスのチケット料金・見どころ・参加方法まとめ
国内最大手仮想通貨メディアCoinPostによる「WebX 2025」の特集ページ(公式ガイド)。SBIの北尾会長、平 将明デジタル大臣、小池都知事、ホリエモン、オードリー・タン、アーサー・ヘイズなど豪華な注目スピーカーをはじめ、お得な割引情報を含むチケット料金、会場アクセス、サイドイベント情報を詳しく解説。
13:15
イーサリアムトレジャリー企業が市場に与える影響は? クリプトクアント分析
クリプトクアントが仮想通貨イーサリアム・トレジャリー企業の台頭を分析した。16社以上がETH財務戦略を採用する中、そのメリットや問題点を解説している。
13:00
J-CAMのWebXブースは「体験型エンタメ空間」遊び心と近未来を彷彿とさせる仕掛け|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、株式会社J-CAMの新津俊之CEOへインタビュー。BitLendingやIoliteを通じた暗号資産レンディングサービスの展望ついて聞いた。
11:45
JPYC、日本円ステーブルコイン発行へ 新サービス「JPYC EX」とは?
JPYCが資金移動業ライセンスを取得し、日本初の円建てステーブルコイン「JPYC EX」を発行へ。特徴や将来性を徹底解説。
11:25
岐路に立つビットコイン、次の上昇はいつから? 専門家の見解
仮想通貨ビットコインが11万4000~11万5000ドルで調整継続中。アナリストは9-10月回復予測する。バーンスタインは2027年まで強気相場継続と分析。
10:30
スカイブリッジ、アバランチで440億円の資産トークン化
米投資運用会社スカイブリッジが主力ヘッジファンドを仮想通貨アバランチのブロックチェーンでトークン化する。RWA市場が成長し機関投資家のトークン化参入が本格化している。
10:20
テゾスエコシステム at WebX 2025:RWA最新動向から日本限定グッズ、体験型コンテンツまで一挙公開
WebX 2025でテゾス共同創設者Arthur Breitman氏が登壇。そのエコシステムについて、ハードフォーク不要でアップグレードできるブロックチェーン技術と100万TPS対応のレイヤー2、世界初ウラントークン化など最新動向を解説。日本限定グッズ抽選やフォトブース体験も。
10:15
ロビンフッド、NFLと大学のアメフトの予測市場を提供へ
仮想通貨などの取引サービスを提供するロビンフッドは、米国のプロと大学のフットボールの試合結果に賭けることができる予測市場のローンチを発表。ロビンフッドのアプリから直接使用できる。
08:12
ワイオミング州、米国初の州発行ステーブルコイン「FRNT」をローンチ
ワイオミング州が米国初の州政府発行ステーブルコイン「フロンティア・ステーブル・トークン(FRNT)」を正式リリース。7つのブロックチェーンに対応。
07:00
カインドリーMD、5744BTCを購入 ナカモト合併後初の大型投資
医療企業カインドリーMDが5744BTCの仮想通貨ビットコインを約679億円で購入。ナカモト・ホールディングスとの合併完了後初の大型投資で総保有量は5765BTCに拡大。
06:35
米SEC・FRBトップ、仮想通貨規制方針転換を宣言
米SECアトキンス委員長とFRBボウマン副議長がワイオミング・ブロックチェーン・シンポジウムで仮想通貨規制の抜本的方針転換を発表。イノベーション重視の新時代開幕。
05:55
テザー、トランプ政権仮想通貨評議会の元高官を戦略顧問に起用
世界最大のステーブルコイン発行会社テザーが、トランプ政権でホワイトハウス仮想通貨評議会を率いたボー・ハインズ氏を米国戦略担当の戦略顧問に任命。
05:45
シャープリンク、イーサリアム保有量74万ETHに拡大
米上場のシャープリンク・ゲーミングが8月17日時点でイーサリアム保有量を74万760ETHまで拡大。前週は新たに14万3593ETHを購入した。
05:30
仮想通貨取引所Bullish、IPO調達資金全額をステーブルコインで受領
仮想通貨取引所ブリッシュがIPO調達資金11.5億ドルを全てステーブルコインで受け取り、米国IPO史上初の事例を達成。ソラナネットワークを活用しコインベースが保管。
08/19 火曜日
18:37
OKBとは?|OKXの取引所トークンの将来性・買い方・リスクを徹底解説
2025年8月、OKXがOKBを大規模バーンし発行量を2,100万枚に固定。価格は2.5倍に急騰した。OKBの特徴・買い方・将来性を詳しく解説します。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧