CoinPostで今最も読まれています

速報 4500万ドル相当の仮想通貨が携帯から流出 大口投資家、ビットコイン、ビットコインキャッシュで被害

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BCHとBTCが流出

3000万ドルに相当する仮想通貨(暗号資産)ビットコインキャッシュと、1500万ドル相当のビットコインがSIMハッキングの手口によって、大口投資家の携帯のウォレットから流出したことがわかった。

中国事情通のDovey Wanも内容をSNSで伝えた。多額の資産を携帯で管理していたことを通じて、ユーザーに注意喚起を行っている。

被害を受けた中国人のユーザー(クジラ)は約2時間前に、「3confirmationsの段階。100万BCHを失った。マイナーとコミュニティに助けを求める!」と訴えた。

該当するアドレスは、qzumak2rvxksjgkjuxe2fe5jxatktlsnhy5sthr5p7だ。

被害はビットコインキャッシュに留まらず、1500万ドル分のビットコインの流出も確認されたという。

実際のトランザクション履歴では、分散送金されている事例が確認されている。

声明にある確認数(confirmations)は、ブロックチェーンの改ざんなど、セキュリティに関する確認数を意味する。取引所などでは、この確認数を長く取ることで、セキュリティの担保を行なっている。

一方、ブロックチェーン上にトランザクションが載ってしまっていることから、現時点で巻き戻しなどによる対応は厳しい。今回の声明は、取引所などに向けて対応を促す内容と推察される。

具体的な事情は未だ判明していないが、スマホなどの携帯電話を狙ったSIMハッキングは近年多発している。

「SIMハッキング」は、携帯電話番号を悪用した個人情報の盗難手法で、携帯電話の番号を奪うことで、電話やSMSメッセージを乗っ取ってしまうというもの。仮想通貨を狙った手法でもあり、過去にハッカーの逮捕事例などがある。

CoinPostの注目記事

bZxで再び攻撃被害 被害額は約7000万円の仮想通貨イーサリアム
DeFiのレンディングプロトコルであるbZxが再び攻撃を受けた。今回の攻撃によって想定される被害額は2388ETHで約64万5000ドル(約7000万円)になる。
北朝鮮ラザルス、仮想通貨関連のハッキング攻撃で新手法
北朝鮮政府のハッカー集団ラザルス は、仮想通貨を盗み出すハッキングを行う攻撃で、新たな手法を用いていることが報告された。サイバーセキュリティ大手カスペルスキーがレポートを公開した。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
10/16 水曜日
13:15
あおぞら銀行とG.U.Group、ステーブルコイン発行に向けた合意書を締結
あおぞら銀行とG.U.Groupが信託型ステーブルコイン発行の検討で合意。Japan Open Chain上での展開を目指している。
11:55
米コインベース、SECに対し略式判決申立てを検討 仮想通貨調査記録の開示求める訴訟
米コインベースがSECを相手取った訴訟で略式判決を検討。仮想通貨規制の透明性向上を目指し、調査記録の開示を要求。
11:30
Sui、590億円超相当のトークン売却を否定
Suiのプロジェクトは、590億円超相当の仮想通貨SUIを内部メンバーが売却したとの主張を否定。内部メンバーがトークンに関するルールに違反することはないと強調している。
10:25
FTX、40億円相当のソラナを償還 取引所へ移動か
破綻した仮想通貨取引所FTXが大量のソラナをステーキングアドレスから償還。取引所へ移動し売却する可能性がある。
08:00
XRPやアバランチ含む複合型ETFを申請、米グレースケール
ETFの申請対象となるのは、「Digital Large Cap Fund」と呼ばれる5.24億ドル(780億円)規模の仮想通貨バスケット型投資信託。ビットコインが約75%、イーサリアムが約19%を占め、残りをソラナ、XRP、アバランチで構成している。
07:15
中国、約125兆円を追加調達の可能性
中国は特別国債を発行して、今後3年間で約125兆円を追加調達する可能性があることがわかった。仮想通貨の投資家やアナリストも中国の動向に注目している。
07:00
リップル、独自ステーブルコイン「RLUSD」の上場取引所を発表
米ブロックチェーン企業リップルは、独自の米ドルステーブルコイン「RLUSD」の立ち上げに先立ち、提携取引所とマーケットメーカーを発表した
06:25
米テスラ、2年ぶりにビットコインを移動 1000億円以上
イーロン・マスク氏率いる米テスラは、2年ぶりに仮想通貨ビットコインを大量に移動したことが確認された。
06:05
米国初のライトコイン現物ETF、Canary CapitalがSECへ申請
オーストラリアの暗号資産(仮想通貨)投資企業Canary Capitalは15日、ライトコインの現物ETFの申請書を米証券取引委員会に提出した。
10/15 火曜日
17:00
米大統領候補ハリス氏が暗号資産規制に言及 枠組みの支持と投資家保護を明言
米民主党大統領候補ハリス氏が仮想通貨投資家保護を表明。黒人男性有権者の支持獲得を狙う政策の一環として提唱された。
16:30
メタプラネット、10億円のビットコイン追加購入
本日ストップ高を付けたメタプラネットは、10億円分のビットコインを買い増し、保有量855 BTCに達したことを発表した。米国ETFへの資金流入や大統領選などの影響でビットコイン価格が上昇している。
16:01
米ビットコインETFに5億ドル超の資金流入 、6月以来の高水準
米国ビットコイン現物ETFに6月以来最大となる、5.5億ドルの純流入額を記録した。2024年第1四半期の平均ペースに迫る勢い。フィデリティがけん引した。
15:44
テザー社、コモディティ取引と伝統型金融に進出検討 新たな融資サービス構想も
ステーブルコインUSDT提供元テザー社が、コモディティ取引と伝統型金融分野への事業拡大を模索。新たな融資サービスの可能性も。
15:36
米国選挙情勢の政治的変化により、仮想通貨投資商品に600億円超の資金流入=コインシェアーズ
大手資産運用会社コインシェアーズは、最新週次レポートで、仮想通貨投資商品への流入が先週、608億円に急増したと報告。金融政策の見通しよりも、投資家が米国選挙の影響をより強く受けている可能性が高いと指摘した。
13:17
イーサリアムのステーキング要件緩和とバリデータ分散化を提案 ヴィタリック氏
ヴィタリック・ブテリン氏が提案するイーサリアムのステーキング革新案を解説。最低要件を32ETHから1ETHに大幅に引き下げ、取引確定時間を12秒に短縮する「SSF」が含まれる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア