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ペナント上抜けでビットコイン反転攻勢、個別銘柄も活性傾向に|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市況

仮想通貨市場は5日、ビットコイン(BTC)が前日比0.75%高の95.9万円(8,920ドル)に。再び9,000ドル台復帰を伺う展開を見せている。

直近底値からの反発後は調整局面で保ち合っていたが、下値支持線の8,600ドル、8,650ドルを割込まずに、ペナントを上放れたことで上昇に弾みが付いた。ただし、直近ではダウ平均の乱高下などに連動することもあり、今後も不安定が相場が続く可能性もあるため、注意が必要だろう。

海外アナリストThe Wolf Of All Streetsは朝方、下降チャネル上限を示唆していたが、その後これを上抜けたとの見立てを示している。

新型コロナウイルス蔓延による実体経済への打撃が深刻とみられることから、依然として予断を許さぬものの、米FOMC(連邦公開市場委員会)の臨時会合で緊急利下げを全会一致で決定するなどしたことで、投資家心理が改善した。

直近の金融市場では、株式市場の暴落に伴う「追証回避」の換金売りにさらされ、リスク資産全般の下落に歯止めが掛からない状況が危惧されていた。信用買いポジションで証拠金(レバレッジ)取引を行なっていた場合、信用で買建てた銘柄の値下がりの含み損で、各証券会社に定められた信用維持率を下回ると、期日までに追加の担保(保証金)を預け入れる必要が生じる。

そんな中、インド最高裁が中央銀行の銀行サービス禁止令を「違憲判断」したことを受け、同国内の仮想通貨関連銘柄が軒並み高騰した。

インド政府、及びインド準備銀行(Reserve Bank of India:RBI)が設けていた、銀行による仮想通貨取り扱い制約が司法によって覆ったことで、巨大経済圏を擁する同国内における、クリプトを取り巻く環境が変わる可能性がある。

インド大手取引所WazirX(バイナンスの子会社)のWRXが前日比60%高、インド発のプロジェクトMatic Network(MATIC)も30%高と、仮想通貨市場全体が下落する中で逆行高を記録している。同取引所は、インドの法定通貨ルピーとの通貨ペアで仮想通貨を購入できる。

出典:Binance

仮想通貨市場では、テゾス(XTZ)が前日比10%高となったほか、チェーンリンク(LINK)が続伸。時価総額10位前後のこの2銘柄は、提携などの材料も豊富で、coinmarketcapの週間Price Graphでは一際目立った強含みを見せる。

CMC

国内ではモナコインが堅調

国内最大手取引所のコインチェック銘柄では、モナコインが独歩高。直近高値の約300円から大幅調整していたこともあり、昨日のBTC下げ局面で大半の銘柄が軟調に推移する中でも下げ渋っていた。

コインチェック

日本発の同銘柄は海外大手取引所Bittrexにも上場しているが、24時間取引高の95.7%は国内取引所のbitbankとなっており、国内トレーダーが大半を占める。

8月末に控える「半減期」思惑が主に材料視されているものと思われる。

出典:monacoin.trance-cat.com

NEM財団が日本市場開拓を強化

ネム財団5日、Symbolのローンチに向け、「日本チームを強化する方針」を発表した。

プレスリリースによると、日本市場開拓に向け3名を起用する。その中の1人である広報責任者の兼髙悦子氏は、「長年に渡りNEMを力強くサポートしているNEMber(NEM+Member) のおかげで、NEMコミュニティの中でも、日本のコミュニティメンバー数は世界最多。」と言及。「日本マーケットを中心にアジアマーケットにおける『可能性の拡大』を実現するための戦略を推進する。」と抱負を述べた。

日本チーム強化の背景となった新ブロックチェーンSymbolは、仮想通貨ネム関連の「カタパルト」をリブランドしたブロックチェーンだ。『誰でも容易に操作できるブロックチェーンプラットフォーム』として、ビジネス応用を容易にする機能を組み込む。

ローンチ目標時期は2020年内を予定しており、国内企業や地方自治体との提携、共同開発を進めていく。

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