コインチェック、12日に仮想通貨Qtum上場
コインチェックは6日、2020年3月12日より、仮想通貨Qtum(QTUM)の取扱い開始を発表した。Qtumは現在、国内の仮想通貨交換業者において取扱いがなく、コインチェックが国内初の取扱いとなる。
国内取引所への新規上場は、2019年11月にステラ・ルーメン(XLM)を追加して以来、約3ヶ月ぶり。コインチェックの取り扱い銘柄数は計12種類となる。
サービス内容には、Coincheckアプリにおける送金・受取・購入・売却のほか、Coincheck貸仮想通貨も含まれる。PoS(Proof of Stake)を採用する通貨であるため、コインチェックでもサービスを新たに開始したステーキングサービスへの採用も視野にあるものと思われる。
Qtumは、2016年12月にQtum財団のオープンソースブロックチェーンプロジェクトで開発された仮想通貨。
独自技術により、ビットコインで用いられている安全性の高い残高確認方式を採用しつつ、イーサリアムのスマートコントラクトを実装することができるため、ビットコインとイーサリアムの長所を掛け合わせた仮想通貨と言われている。
決済だけでなく、分散型アプリケーションプラットフォーム(dApps)としての機能も備えており、米グーグルや米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)とのパートナーシップを締結しdAppsの開発環境の構築を行っている。