仮想通貨ネムNIS1の今後について
Symbol移行委員会は、現行ネムブロックチェーン(NIS1)の今後の方針に関する草案『未来戦略草案』を公開した。
本草案は、先週リリースされた「Symbol移行委員会アップデート13」で、シンボル稼働後もNIS1を生かす方針を示した内容に続くものだ。Symbolの具体的なローンチ日程は決まっていないが、現行ネムトークン(XEM)にも直結する内容であるため、NIS1に関する今後の方針には、投資家の注目度も高い。
今回草案内容は、スーパーノード運用やXEMのバーン、その他の技術的な内容を中心に挙げられた。
スーパーノード
スーパーノードプログラムは、現在の形でこれから6年間継続する。
コア資金
今後6年間に渡って、コア資金から計6億XEMをバーン(焼却)する。
技術面
技術面において、NIS1をオープンソースにして、今後もアップデートやテストを続行。また、新チェーン「シンボル」のように、データアクセスレイヤーを実装する。
上記の草案内容以外にも、NIS1の新たなブランディングや、DAOのようなコミュニティ基盤のガバナンスモデルへの移行など複数の提案も行われた。
今後は、次の段階として一定期間内にフィードバックを収集、PoI投票を実施する。仮にPoI投票で承認された場合、上記提案内容は実装すると説明された。
参考:ネム公式