はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

PoS系仮想通貨のステーキング割合と価格変動との相関性 Messari最新報告

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

PoS系通貨に関する新調査

仮想通貨市場の分析を行うMessari社がPoS系銘柄に関する分析レポートを発表。各自の市場供給量とステーキングのロックアップ割合、および価格変動との相関関係について分析した。

PoSとは「Proof of Stake」の略で、ブロックチェーンにおけるガバナンスモデルのひとつとなっている。このシステムでは、通貨をステーク(掛け金)することにより、報酬を得ることが可能になる。他の事例で例えると、ビットコインは、マイニングを通じた計算能力による承認プロセスを有したPoWのアルゴリズムを採用している。

今回のレポートでは、ステーキングを中心とする銘柄がどのように価格に影響を及ぼすかを調査したもの。ステーキング割合と価格変動との相関性を報告した。

以下のグラフが、今年の始めから今日までの価格変化と、全体供給量の内、ステークされるコインが占める割合を表したものだ。

出典:Messari

上図を確認すると、それぞれの通貨が異なった特徴を持っていることが分かるが、調査書によれば、実際ネットワークでステーク(ロックアップ)されているコインの割合が40%を下回る銘柄は全て、価格が下がっていた点がわかる。

その理由については、ステークされる割合が少ない分、それが売り圧力となっていることが原因の一つと指摘する。

ただ一方で、ステークされる割合が最も多かった上位2つの通貨(SNXとATOM)は、最も価格を下げたものとなっていることから、一概にステークの割合が価格に影響しているとは言い難い。

推論の域をでないが、ステーキングの割合が高いケースでは、集権化の懸念のほか、マーケットの流動性にも大きく影響を及ぼすことで、薄商いの相場状況の懸念点にあがる可能性もある。

では、価格との相関関係が強い要素とは何か。レポートでは以下のように分析する。

プロジェクトの様々なリリースや発表と、仮想通貨市場全体の流れに、より強い相関性がある。例えば、ネットワークの利用価値の向上を狙い、Dashがオンチェーンデータ・コントラクトの立ち上げを発表した場合などがそれに該当する。

逆の例では、ATOMにおいて、コア開発者間での内輪もめが明らかになった経緯といったマイナスファンダとなった。

つまり、市場材料のことを意味する。

先月に、仮想通貨市場のみならず、多くの金融市場で急落が見られたが、そうした全体的トレンドや、各プロジェクトの進捗状況を伝える発表の二つがPoS系通貨の価格変動に大きな影響を与えていると結論づけた。

参考:Messari

CoinPostの注目記事

コインベース、仮想通貨テゾスのステーキング事業を欧州へ移動
仮想通貨取引所コインベースはテゾス(XTZ)のベーキング拠点を米国からアイルランドに移したことを発表。ETP商品に関する規制上の必要が背景にあった。
仮想通貨のPoS(プルーフ・オブ・ステーク)とは|PoWとの違いとメリットを解説
イーサリアムのPoS移行により、関心が高まるプルーフ・オブ・ステーク。ビットコイン(BTC)で採用されるPoWとの違いやPoSのメリットについて詳しく解説。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/02 土曜日
14:30
台湾でビットコイン「国家戦略資産化」の動き、外貨準備への組み入れを提言
台湾議員が、ビットコイン政策研究所(BPI)の報告書を行政院長らに提出。6020億ドルの外貨準備の一部をビットコインへ割り当てる検討を要請した。地政学的リスクへの備えとして、デジタル資産の戦略的活用の議論が加速している。
13:25
米クラリティー法案が重要局面に、マークアップに向け前進
米上院議員が仮想通貨市場構造法案のステーブルコイン利回り条項で妥協案をまとめた。銀行委員会での採決やその後の審議に向けた重要な一歩となった。
11:44
カナダ年金基金AIMCo、約267億円でマイクストラテジー株を購入
カナダのアルバータ州投資管理公社が2026年第1四半期に約1億7247万ドルを投じてマイクロストラテジー(MSTR)株を購入したことが判明。厳格な規制下にある北米の機関投資家が、ビットコイン現物の代替手段として同社株式を買い集める傾向が強まっている。
11:02
コインベースら、6月末までの仮想通貨市場の回復を予測 BTC・ETH分析も
コインベースとグラスノードが仮想通貨市場の最新レポートを発表。市場底打ちと6月末までの回復可能性を指摘し、ビットコインやイーサリアムの個別分析も行った。
09:55
ビットコイン採掘企業ライオットQ1決算、AIデータセンター事業が収益の20%へ急成長
仮想通貨マイニング大手Riot Platformsが2026年第1四半期決算を発表。総収益1億6720万ドルのうち約20%をAIデータセンター事業が占め、AMDによる50MWへの契約容量倍増など事業の多角化が進んでいる。
08:45
Bakkt、AI決済・ステーブルコインインフラ企業DTRを買収完了 機関向け44兆ドル越境決済レイヤーに参入
バクトが4月30日、エージェント型決済・ステーブルコインインフラを手がけるDTRの買収を完了した。規制対応済みの機関向けインフラとDTRのAI技術を統合し、44兆ドル規模の越境決済市場への参入を目指す。
07:40
ブラジル中央銀行、規制下の国際決済での仮想通貨利用を禁止へ
ブラジル中央銀行は、国をまたぐ規制下の送金や支払いに仮想通貨を使用することを禁止すると公表。なお、仮想通貨の送金自体が禁止されたわけではない。
06:50
英政府、GPT-5.5の高度なサイバー攻撃能力に警鐘 「ミトス」に続く2例目の脅威
英国のAI安全研究所は、OpenAIの「GPT-5.5」が高度なサイバー攻撃を自律的に実行できるとする評価報告書を公開。アンソロピックの「Mythos」に匹敵する攻撃能力が確認されており、高度AIの悪用リスクに対して日米の政府や金融当局も警戒を強めている。
06:15
米国防総省がオープンAI・グーグル・エヌビディアら8社と機密ネットワークへのAI導入で合意、アンソロピックは今回も対象外
米国防総省が5月1日、スペースX・オープンAI・グーグル・エヌビディアら8社と機密ネットワークへの最先端AI導入協定を締結した。GenAI.milには5カ月で130万人以上が利用するが、アンソロピックは引き続き対象外となっている。
05:55
量子コンピュータの脅威から休眠ビットコインを守る新提案「PACTs」、サトシの資産も対象
仮想通貨大手VCパラダイム社の研究者が、量子コンピュータの脅威からビットコインの休眠資金を保護する新モデル「PACTs」を提案した。オンチェーン取引を伴わずに所有権を証明し、プライバシーを保ちながら資産を保護する仕組みである。
05:40
イーサリアム財団が2週連続でビットマインに1万ETHを売却、累計約73億円
イーサリアム財団が5月2日、平均単価2292ドルで1万ETHをビットマインにOTC売却した。先週に続く2週連続の取引で累計約4700万ドル相当を売却。ビットマインのステーク済みETHはステーキング総供給量の10.5%に達している。
05:00
テザー、2026年Q1に約10.4億ドルの純利益を計上 余剰準備金も拡大
テザーが2026年第1四半期の財務報告を公開し、純利益が約10.4億ドル、余剰準備金が過去最高の82.3億ドルに達したことを明らかにした。USDTの流通総額は約1830億ドルに上り、米国債保有額は世界17位の規模となっている。
05/01 金曜日
17:54
HODL1が中期経営計画を策定、ETH保有300億円・営業利益11億円を2028年10月期に目指す
HODL1が中期経営計画「HODL&BUIDL 2028」を公表。2028年10月期までにETH保有額300億円・売上高20億円・営業利益11億円を目標とし、固定行使価額型新株予約権による資金調達も同日発表した。
16:59
SBI決算発表|仮想通貨事業が過去最高益、JPYSCローンチや貸金業参入など2026年のWeb3戦略を総括
SBIホールディングスの2026年3月期決算で、仮想通貨事業の収益が896億円と過去最高を記録。円建てステーブルコイン「JPYSC」の開発、仮想通貨担保による貸金業ライセンス取得の方針、USDCレンディング開始、Visaとの協業など、同グループが推進するオンチェーン金融戦略の全容をまとめた。
16:16
ビットコイン、短期保有者の損益が6カ月ぶりプラス転換 強気・弱気の分岐点か=アナリスト
クリプトクアントのアナリストが、ビットコインの短期保有者を対象とした損益指標の30日移動平均が6カ月ぶりにプラス転換したと報告。強気転換か戻り売りかの分岐点として注目を集めている。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧