ビットコイン難易度調整完了
仮想通貨ビットコインが難易度調整を終えた。
ビットコイン(BTC)のマイニングデフィカルティは、難化で調整された。新たなデフィカルティ値は「14,715,214,060,656」で、前回比でプラス5.77%で確定した。
半減期前に新たな採掘マシンの発売が発表されている中で迎えた難易度調整、3日前からビットコインのハッシュレートが急上昇したことで、5%を超える難易度調整となった。
前回の難易度調整では、過去最大規模の調整が実行されており、結果は-15.95%と易化。一時、平均ハッシュレートが1月水準まで後退したが、前回の難易度調整を終えたビットコインネットワークは再びハッシュレートを100EH/sを超える水準まで回復させていた。
ハッシュレートの上昇について、世界有数のマイニング企業であるBitfury Group日本代表を務める紺野勝弥氏(@BitfuryK)は、「価格が再び上昇していることが、大きな要因と見ている」とコメント。
ビットコインの半減期については、「コロナの影響でかなり不透明感が高い、というのが現状。理論的には価格が上がらないと(マイナーは)厳しいが、難しいと考えている。ハッシュレートだけ高くなる可能性も出てくるかもしれない」と話した。