はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX

ビットコイン大口保有者、18年以来2年ぶりの高水準に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインクジラが増加傾向に

Glassnodeは、最新データを用いて、少なくとも1000BTC(730万ドル)を保有する大口投資家(クジラ)のアドレス数は、2018年以来、2年ぶりの高水準まで戻っている(約1840人)ことを報告した。

取引所の資産管理などにも変化が生じている可能性はあるが、3月に確認された急落時の買い増しや半減期後の需給の変化を期待した中長期の大口保有が増加した可能性がある。

実際のデータによると、大口投資家が増加したポイントは、年末から年初にかけて価格が下がった底値の期間、また暴落後の底値の期間から急増しており、暴落時を買い増しの機会とみた可能性が高い。

Glassnodeは、今回示された高水準のライン(チャート内赤線)は、大口投資家の方向性を分かつポイントになると説明。今回は上昇傾向を維持した状況で上抜けたことが注目だとした。

出典:Glassnode

また、過去のパターンと類似するポイントは、半減期に向けて大口投資家のアドレス数が増加していた点。2016年の半減期から一定期間を経て、アドレス数が下落傾向へと転じている。

Glassnodeはこのクジラの動向について、「不透明な市場環境においても、クジラはビットコインを蓄積する好機とみており、価格の上昇を見込んでいることが示唆されているだろう」とコメントした。

また、バブルが崩壊と共にアドレス数を大きく減少させた大口投資家の状況を例に引き合いに、バブル崩壊時と現在の市場の違いを指摘。大口投資家は増加傾向に転じている途中であることから、今後の相場にも期待ができる大口の動向だと説明した。

参考:Glassnode

CoinPostの注目記事

Bitfinexのクジラ、仮想通貨ビットコイン相場反転の要素を指摘
仮想通貨取引所Bitfinexの著名ビットコインクジラ「Joe007」が今後ビットコインが反転できる要素について自身の見解を披露。一方、アナリストのTone Vaysが見る値動きとは。
仮想通貨ビットコインのクジラ、新ツールで動向を追跡可能に
チャートサイトBitcoinWisdomはビットコインクジラの動きを追跡する新たな「アグリゲートヒートアップ」ツールを公開。BitMEX・Bitfinex・Coinbaseの米ドル建て注文板を1つに。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
17:28
コインチェックグループ、機関投資家向け事業を強化
Coincheck Groupが仏Aploの買収を完了し、国内では事業法人向けクリプト・トレジャリー支援を開始。海外と国内の両面で機関投資家向け事業を拡大する。
17:19
コインベース、インド大手の仮想通貨取引所CoinDCXへ投資 評価額3700億円相当
米暗号資産取引所大手コインベース・グローバルが、インドの暗号資産取引所CoinDCXに追加出資。投資後の企業価値は24.5億ドルと評価される。この出資はCoinDCXが今年7月にハッキング被害に遭った数カ月後。コインベースはインドと中東地域での事業拡大を目指す。
15:00
ブラックロックCEO、資産トークン化を次の成長戦略に 620兆円市場狙う
ブラックロックのラリー・フィンクCEOが、不動産から株式・債券まであらゆる資産のトークン化を次なる成長戦略と位置づけた。世界のデジタルウォレットに保管された約620兆円の資金に着目し、ETFのトークン化を視野に入れている。
14:15
ソルメイトが75億円相当ソラナを購入、キャシー・ウッドのアークが主要株主に
ナスダック上場のソルメイト・インフラストラクチャーがソラナ財団から75億円相当のSOLを15%割引で購入。米大手ヘッジファンドアーク・インベストが11.5%の同社株を保有している。
13:45
バイナンス、仮想通貨の上場費用告発を否定
バイナンスはリミットレス・ラボのヘザリントンCEOがトークン供給量の8%要求を告発したことに対し、虚偽で名誉毀損的だと反論。取引所は上場手数料を請求していないと表明した。
13:20
ニューヨーク市、全米初の自治体仮想通貨専門局を設立
ニューヨーク市のアダムス市長が行政命令に署名し、全米初となる自治体の仮想通貨・ブロックチェーン局を設立した。モイセス・レンドン氏が局長に任命され、責任ある仮想通貨の利用を促進する。
11:40
バイナンス、韓国への再進出なるか 当局がGopax買収で二年半ぶりに審査再開=報道
韓国当局が仮想通貨取引所バイナンスのGopax買収審査を約二年半ぶりに再開したと伝えられる。米国での訴訟取り下げが背景で、今年中の役員変更承認の可能性もある。
11:25
テザー、セルシウス破産管財団に約450億円和解金支払う
ブロックチェーン・リカバリー・インベストメント・コンソーシアム(BRIC)は、テザーがセルシウスネットワークの破産管財団に約450億円を支払ったと発表した。2024年8月に提起した訴訟が和解に至った。
10:40
ウィズダムツリー、ステラ(XLM)ETPを欧州市場で上場
米ウィズダムツリーがステラブロックチェーンのネイティブトークンであるXLMに投資できるETPを欧州で立ち上げた。現物裏付け型で管理報酬は0.50%と欧州最低水準となる。
10:25
米カリフォルニア州、休眠仮想通貨の強制清算を阻止する法案成立
米カリフォルニア州で休眠仮想通貨の自動清算を禁止する法案が成立。現物のまま州政府に移転され所有者は価格上昇時に恩恵を受けられるようになる。
10:20
イーロン、ビットコインのエネルギー基盤構造を評価
イーロン・マスク氏は、仮想通貨ビットコインは法定通貨で見られる増刷による価値低下に耐性があるとの見方をXに投稿。最近はマスク氏がビットコインに言及するのは珍しい。
08:00
S&Pグローバル、チェーンリンク経由でステーブルコイン評価を提供開始
S&Pグローバルがチェーンリンクと提携し、ステーブルコイン安定性評価をブロックチェーン上で提供すると発表した。格付け機関の評価がスマートコントラクトで直接利用可能になるのは業界初となる。
07:10
メタプラネットの企業価値、初めて保有ビットコインの価値を下回る
仮想通貨ビットコインの財務戦略企業メタプラネットは、mNAVが一時的に初めて1を下回った。これは、市場がメタプラネットを保有するビットコインの価値よりも低く評価していることを意味する。
07:00
ブータンが国民IDシステムをイーサリアムに導入、世界初の事例に
ブータンが国民デジタルIDプラットフォームをイーサリアムに統合し、人口規模のID管理システムを公開ブロックチェーンに接続した初の国となった。2026年第1四半期までに完全移行を予定している。
06:35
シティグループ、2026年に仮想通貨カストディサービス開始へ
米金融大手シティグループが2026年に仮想通貨カストディサービスを開始する計画。過去2~3年間開発を進め今後数四半期以内に市場投入する見込みだ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧