改正資金決済法施行後の対応
仮想通貨取引所TAOTAOは22日、仮想通貨に係る「改正資金決済法」が5月1日に施行予定であることを受け、対応方針を発表した。
レバレッジ取引倍率の変更について、一定の猶予期間があるためすぐに2倍に変更するものではなく、2020年5月1日にはいずれも変更せず。「変更する場合は、実施開始の2ヶ月前を目途にお知らせする」とした。
代用暗号資産の掛け目設定については、現行通り(=掛け目100%)を継続。設定する場合は、設定開始の2ヶ月前を目途に連絡される。追加証拠金制度の導入についても、2020年5月1日には予定はなく、今後導入する場合は2ヶ月前を目途に知らせるとした。
日本国機関紙『官報』では3日、改正資金決済法の施行時期が2020年5月1日になることを告知していた。金融庁は、仮想通貨に係る「改正資金決済法」についてパブリックコメント募集しており、デリバティブやカストディ規制などについて、6ヶ月間の移行期間を設けるとしている。