TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

3月のビットコイン暴落後、出来高と価格の相関に「違和感」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Q1仮想通貨市場の出来高

第一四半期の出来高を分析した仮想通貨データ専門サイトTokenInsightによると、20年Q1における出来高とビットコイン相場の相関性が昨年の同期に比べ、大幅に低下しているという。

今年の第一四半期(1月〜3月)、仮想通貨市場全体の出来高は6.6兆ドルを記録。前期比(2019年Q4)104%高と、2倍水準を維持しているが、出来高と価格の変動で相関しない動きが確認されている。

ビットコインをはじめ仮想通貨市場は、2月に年初来最高値をつけ、3月のコロナショックで年初来最安値を記録するなど、変動率(ボラティリティ)が激しい四半期となった。TokenInsightのまとめたデータによると、3月12日の暴落が主な転換ポイントになった。暴落以降、価格は戻す傾向にあるが、相場変動に対する出来高が付いてきていないという。

出典:TokenInsight

具体的なデータでは、Q1における現物の出来高とビットコイン相場の相関性は0.04だった。これは、昨年の同期では0.78と比較して、相関性は95%も減少したことを示す。最も大きな理由は、3月12日の暴落。暴落前までは、0.6を示していたものの、暴落のタイミングで-0.12と大きくネガティブに転じ、それ以降も改善されなかった 。

TokenInsightはこのように説明する。

相関性低下は、金融市場を含む全体市場の極端的状況および投資家の異常行動によるものだ。

一方、市場が「洗礼」されたため、大暴落によってハイレバレッジ市場は再調整されている。コロナショックによる市場のサイクル調整は長期的発展を促進するものにもなり得る。

取引所水増し問題

一方、出来高と価格の相関性を鵜呑みにできないポイントとして、出来高の信ぴょう性がある。

TokenInsightが独自で裏を取った取引高履歴では、灰色になっている取引所の出来高はすべて「未証明(正しい出来高として証明できない)」に該当する。

出典:TokenInsight

参考:tokeninsight.com

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。
09:40
「仮想通貨は申告分離課税で20%に」国民民主党の玉木代表が与党に要望
国民民主党の玉木代表が仮想通貨税制改正を与党に要望した。雑所得から申告分離課税にすることを提案している。
07:50
テザーUSDTが3000億円分新規発行、市場に流動性注入
今週仮想通貨ビットコインの上昇に際し、ステーブルコインのテザー(USDT)が大量に発行されたことが明らかになった。
06:50
米上場のバイオ企業、ビットコイン財務戦略を採用
米上場のバイオ医薬品企業のHoth Therapeuticsは、最大100万ドル相当の仮想通貨ビットコイン購入を取締役会で承認した。
06:40
トランプ次期政権、史上初の仮想通貨特命官ポストを検討
トランプ次期大統領の移行チームは仮想通貨政策に特化した史上初の常勤のホワイトハウスポジションの設置を積極的に検討しているようだ。
06:20
マイクロストラテジー時価総額が米国トップ100に、ビットコイン史上最高値更新受け
仮想通貨ビットコイン続伸を受け、BTCを大量に保有する米マイクロストラテジー社の株価も続伸し、史上最高値となる504.7ドルに到達し米国で時価総額トップ100にランクインした。
11/20 水曜日
17:03
韓国の仮想通貨課税、2025年1月から導入見込み
韓国政府が2025年初頭から実施予定の仮想通貨課税について解説。免税限度額を250万ウォンから5000万ウォンへ大幅引き上げで、年間利益560万円未満は非課税に。取得価格不明時の代替計算方法導入など、投資家に配慮した新制度の詳細を紹介。11月下旬の法案可決を目指す。
14:00
BONK急騰、アップビットでウォンペア提供開始
韓国最大の仮想通貨取引所Upbitは20日にソラナ基盤の犬系ミームコイン「BONK」の新規上場を実施し、韓国ウォンの通貨ペアを新たに提供し始めた。
13:57
Ledger Stax・Flex完全ガイド|仮想通貨の高性能ハードウェアウォレットを徹底比較
10周年を迎えたLedgerの次世代ハードウェアウォレット「Stax」と「Flex」を詳しく解説。大画面タッチパネル搭載の最新モデルの特徴から、定番のNanoシリーズとの違いまで完全網羅。セキュリティと使いやすさを兼ね備えたウォレットの全貌を紹介しています。
13:20
マイクロストラテジー会長、マイクロソフト株主総会でビットコイン投資を提案へ
米マイクロストラテジー社のマイケル・セイラー会長が、マイクロソフト株主総会で3分間のビットコイン投資プレゼンを実施すると発表。ビットコイン投資は株主にとっても、株価を左右する重要な議題であり、総会で議論されるべきだと述べた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧