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米大手VC仮想通貨ファンド「Crypto Fund II」が最終募集を完了、550億円規模に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

5億ドルの新ファンドをクローズ

シリコンバレーの大手ベンチャーキャピタルAndreessen Horowitz(a16z)は、5.15億ドル(550億円)規模におよぶ仮想通貨関連投資ファンド『Crypto Fund II』をクローズした。本来の予測4.5億ドルを大幅に超えた額になった。

この投資ファンドは、a16zの仮想通貨関連投資では2号目のもので、最初のファンドは2018年に調達した3.5億ドルだった。規模から見ると、今回の期待感は以前よりも一層高まっている。

新ファンドの投資先企業・プロジェクトは主に、次世代決済・DeFi・新たなマネタイズモデル・ウェブ3の4点だ。企業名など具体的な内容は開示されていない。

次世代決済において、「ビットコインがなしていないもの、通貨のボラティリティそしてセトルメント時間を解決するのは決済ブロックチェーンだ」と説明した

2019年より脚光を浴び始めたDeFiサービスは、大手採掘業社やプロトレード企業も多く利用しており、今年の年始には全体で10億ドルの総価値に達成。a16zは「DeFiには様々なアセットの組成・運用における高いポテンシャルが見られる」としている。

また、分散化する「ウェブ3」にも言及し、未だその構築段階にはいるが、高性能ブロックチェーンチェーンが分散化ネットワークの開発へのアクセスを容易にし、「近い将来、複数の次世代プログラマブルのブロクッチェーンがローンチするだろう」と見ている。

具体的にプロジェクト側に直接出資するか、あるいは企業の発行するトークンを購入する形で投資するかは明確ではないが、昨年a16zがSECに登録し、投資アドバイザーにもなったため、仮想通貨・トークンへの投資も可能になった。過去の例として、a16zは2018年9月にMakerDAOに、1500万ドルの出資の一部としてトークンの購入を行なった。

これまで将来性を見据えてTwitterやSkype、Facebook、Airbnbなどへの投資を行なった実績を持つa16zは、2013年に仮想通貨取引所コインベースに出資したほか、昨年ではリブラ協会の創設メンバーにもなった。

以前よりも増資した新ファンドで仮想通貨業界に新たな視点を置くa16zがどのようなシナジーを生み出すか、注目どころだ。

参考:Crypto Fund II

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