仮想通貨XRPが、大手ベンチマークサイトCoinMarketCapのデータ上で4位に転落したことが確認された。元4位のテザー(USDT)は3位となった。
現在、テザーの時価総額は88.1億ドルで、XRPは87.3億と記録されている。
XRPが同サイトの時価総額トップ3から外れたのは、XRPが400円近くまで急騰する前の2017年12月以来、約2年半ぶりだった。
時価総額3位に浮上したテザーは、コロナ危機で「現金回帰」の特需を受け、これまで発行量(時価総額)が急伸してきた。
一方、XRPの時価総額の算出についてサイトによって異なり、CryptoCompare、Forbes、Crypto Marketといった金融関係を含む時価総額算出サイトでは、XRPが大きな差をつけて3位に位置している。
理由は主にリップル社の保有額を含むか、否か。Ripple社は、時価総額の定義が「現在の価格 X 資産の総数 = 時価総額」であることから、保有分を含む全資産を対象とした時価総額の算出方法を正式な基準として提唱している。
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