クジラが買い集めの傾向
仮想通貨(暗号資産)のデータ分析サイトSantimentによると、ビットコイン(BTC)の大口投資家は、再び買い集め期間に入った可能性がある。
1/ Are $BTC whales back to accumulating? 🤔
— Santiment (@santimentfeed) May 26, 2020
Since Bitcoin's drop below $9,500 on May 20th, addresses holding 100 or more #Bitcoin have added another 12,000 $BTC to their bags – more than $108,000,000 at current prices.
Since the start of the year, these addresses have shown a pic.twitter.com/jWOLuKbnwA
ビットコインの価格は、12日の半減期後に一時10000ドル台まで上昇するも、20日以降に急落。8,600ドルまで大幅下落している。 Santimentによると、下落局面の5日間で、100BTC(約100億円)以上保有する大口のアドレスに、計12,000BTCが追加されたことがわかった。
Santimentの説明によれば、ビットコインを大量保有するいわゆる”クジラ”は、過去の大幅下落時にも、価格の下がったビットコインを買い戻し、価格上昇局面でビットコインを売り出す傾向が見られていた。
データを確認すると、3月12日の株価暴落に伴うコロナショックまで100BTC以上の大口アドレスからの放出数は大幅増加傾向にあったが、底値付近の4000ドル帯から買い戻しが入り、4月末の急騰局面では売却数が大幅に増えている。過去のパターンを踏襲する場合、クジラによる買い集めは、相場再上昇の機運となり得るかもしれない。