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BitMEXが175位 コインマーケットキャップの取引所評価で異常値か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

コインマーケットキャップの評価法を問題視

仮想通貨指標情報サイト、コインマーケットキャップ(CMC)が新しく導入した仮想通貨取引所ランキングシステムの有効性を疑問視する声がユーザーから上がっている。大手デリバティブ取引所のBitMEXが取引所ランキングで175位となったことに端を発しているようだ。

ツイッターユーザー「Cosmonaut」は、最初のシステム変更でデフォルト設定指標となった「ウェブ・トラフィック」では、全取引所中、第2位と評価されているのにもかかわらず、BitMEXが低い順位となったと指摘している。

CMCの取引所ランキングでは現在、BitMEXだけではなく、DeribitやBybitといった人気デリバティブ取引所も、それぞれ179位と177位となっている。

このような指摘に対し、CMCは、「変更の第一段階が終了した」取引所ランキング評価システムは、「現物取引所のみに適用される」と8日に更新した公式ブログで釈明している。デリバティブ取引所に関しては、後日、別のランキングページが開設されるとのことだ。

取引所による取引量水増し申告対策

CMCは先月半ば、仮想通貨取引所の評価基準を全面的に見直し、新しい指標を反映したシステムの改善を継続して行っていくと発表した。バイナンスがCMCを買収してから約1ヶ月後のことだ。

その手始めとして、CMCが導入したのが、各取引所サイトへのアクセス動向を分析する「ウェブトラフィック」指標だった。CMCは取引所のユーザー数や出来高をより正確に反映する指標として、ウェブトラフィックを用いることで、取引所による出来高の水増し問題を可視化できると主張した。

ウェブトラフィックをランク付けのデフォルト指標とした結果、バイナンスは満点の1000点でランキングトップとなり、コインベースProとBitMEXがそれに続いた。

しかし、この「ウェブ・トラフィック」を評価基準とすることについて、当時CMCの最高戦略責任者だったCarylyne Chanは、昨年末、多くのトレーダーが収集したデータを難読化するAPIキーを使用しているため、ウェブトラフィックは「良い指標ではない」と発言していた。

バイナンスのCZが、コミュニティの声に耳を傾けた結果、「CMCはウェブトラフィックの要素を取り入れて取引所のランキングを更新した」とツイートしたことを受けて、CZの指標変更への関与を尋ねられたChan(現在は暫定的なCEO)は全面的に否定、ウェブトラフィックの導入は、取引高指標の調整のための初め一歩に過ぎないと回答した。

段階的に導入されるアルゴリズム変更

CMCはその後、5月末には仮想通貨取引ペアのランキング基準の変更を導入、今月初めにはウェブトラフィックをデフォルトとしていた取引所ランキングに新たなアルゴリズムを導入した。

取引ペアでは、取引所から報告された出来高に加え、流動性やウェブトラフィックによる取引所ユーザー数の推定を評価基準の要素として取り入れた。さらに、収集した全データを取り込み機械学習アルゴリズムに基づいた「信頼性」指標を導入。取引所ランキングに反映されている。

CMCは、このアルゴリズムの実装により、「今までの全測定基準を完全に統合した取引所ランキング変更の第一段階が終了した」と述べている。そして、ウェブトラフィックのデフォルト設定は「包括的なソリューションの開発における中間的なステップ」に過ぎなかったと説明している。

参考:CoinMarketCap Blog

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