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バンク・オブ・アメリカ:仮想通貨は脅威になると危機感を示す

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米金融の雄、仮想通貨の台頭による利益減を危惧
米国の大手金融機関であるバンク・オブ・アメリカが、米証券取引委員会に提出した年次報告書で、仮想通貨の普及に関し自社が抱く懸念について言及しました。
ブロックチェーン技術への取り組み
クレジットカードによる仮想通貨の購入を禁止するなど、仮想通貨との関わりに消極的な姿勢を示している同社ですが、ブロックチェーン技術には強い関心を持っており、自社内でもその研究を積極的に進めています。

仮想通貨はバンクオブアメリカの事業に脅威をもたらすかもしれません。

同社は2018年2月23日にリリースされた報告書で、「仮想通貨を含めた金融サービスにおける新技術の導入には、進化する業界標準や消費者の好みに適応する必要があり、多額の支出が必要とされる」と述べました。

また、当報告書では、仮想通貨との避けられぬ競争について、以下のように言及しました。

多くの顧客が、仮想通貨のような投機的でリスクの高い分野のビジネスを扱う会社と契約することを選択する可能性があります。

また、そのような競争の激化は、「当社の収益に悪影響を与える」か、「顧客が当社との取引を選ぶ意思決定に影響を与える」かもしれません。

これらのコメントは、米証券取引委員会(SEC)へ提出された、同銀行の業務および事業リスクに関する年次報告書の一部であり、同銀行はそれ以上のコメントはないと述べました。

デジタル通貨への関心の高まりはここ数ヶ月間続き、2017年の初めに1000ドル以下だったビットコインも、12月中旬には19,000ドル以上の値を記録しています。

関心の高まりによって、最大の先物取引所であるCMEでビットコイン先物の取引がスタートし、12月にはその競合他社であるCboeでも取引が開始されました。

しかし、バンク・オブ・アメリカは仮想通貨への関心の高まりにも難色を示しています。

同社のメリルリンチ・ウェルス・マネジメント部門は、約17,000人の財務アドバイザーが顧客のためにビットコイン関連投資を購入することを禁止しました。

同銀行はまた、2月初めに、顧客は同社の発行するクレジットカードでは仮想通貨の購入ができないと述べました。

JPモルガン・BoA・Citi:米大手銀行がクレジットカードでの仮想通貨購入禁止へ
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SECへの報告書ではさらに、仮想通貨の普及は、同銀行が資金移動を追跡し、マネーロンダリング防止規制などの法律を遵守することに支障をきたす、と指摘しています。

そもそも、仮想通貨の基盤であるブロックチェーン技術は、中央集権的である主要な金融会社の脅威となる存在です。

ブロックチェーンは、瞬時に永久的で安全なトランザクションを作成することにより、銀行のような仲介業者の必要性を排除します。

これまでの仮想通貨取引の発展により、Coinbaseのような取引所やBitmainのようなビットコインのマイニング企業が誕生し、急速に成長する新しい業界が登場しました。

一方、バンク・オブ・アメリカは他の主要銀行と同様に、ブロックチェーン技術の研究を進めています。

とある金融コンサルタントによると、同銀行はブロックチェーンのアプリケーションを組み込むことができる70以上の特許と、同技術をバンキングや商業に応用するために必要な「デジタルウォレット」に関連した数々の特許を保有しています。

さらに、同社は160カ国に特許関連文書のアーカイブを保管しています。

Bank of America is worried about the threat of cryptocurrency to its business

Evelyn Cheng, Feb 24, 2018 

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