仮想通貨評価システムを採用する新規取引所Nebulaが3月に開設予定

時価総額の小さい仮想通貨にフォーカスした新規取引所が3月に開設予定
本年3月に新規取引所のNebulaが開設される予定です。当取引所では安価な上場手数料を提供し、高額な上場手数料を支払えず大手取引所への上場が難しい有望な仮想通貨プロジェクトを取り扱うと明言しています。
仮想通貨を評価する独自システムを導入
Nebulaでは仮想通貨プロジェクトがトレーダーによって評価されるレビュー制度が導入される予定です。レビューにより、一般トレーダーがより効率的に有望なプロジェクトを見分けられるようになるでしょう。

仮想通貨取引所「Nebula」

Nebulaは、高額な上場手数料のため他取引所への上場が難しい仮想通貨のサポートを目的として作られた取引所であり、独自の評価システムの導入のもと、2018年3月末に開設される予定です。

BinanceBitfinexのような大規模取引所では、時価総額が小さく、取引量が少ない仮想通貨はあまり注目されません

それは、大口投資家やトレーダーに注目してもらうために、将来性があり規模も大きい仮想通貨が上場リストにあがる傾向にあるからです

したがって、時価総額の小さい仮想通貨取引についてはHuobiOKExのような取引所に頼らざるを得ません。

Nebula開発チームによると、同取引所はとりわけ、取引所への上場手数料の工面に苦労している単独の仮想通貨プロジェクトを支援するために設立されました。

中には上場手数料として5万〜50万ドル以上を課す取引所もありますが、時価総額の小さい仮想通貨やブロックチェーンプロジェクトにとっては、この取引手数料を支払える余裕がないのが現状です。

Nebulaでは、安価な上場手数料に加え、0.1%の取引手数料やより小さいTaker手数料を提供し、単独のプロジェクトや小規模の仮想通貨などにフォーカスしたニッチ市場を担うことを目指しています。

この市場は、過去2年間で多くの取引所が取り扱うことのなかった市場です。

独自評価システムを導入する取引所

Nebulaは独自の取り組みとして、ある評価システムを導入しユーザーやトレーダーに仮想通貨プロジェクトを評価させます

このシステムは、Amazonのようなイーコマースプラットフォーム上におけるレビューシステムのようなものと考えられるでしょう。

詐欺や風説の流布を始め、明確なビジョンや強力な開発者が存在せず実体がないプロジェクトは低い評価を受けるため、新規参加者や一般トレーダーはより効率的に有望なプロジェクトを見分けることができます

また、高い評価を受けたプロジェクトはフロントページに広告が掲載されるという報酬があり、取引プラットフォーム上でトレーダーや投資家へのより良いアピールに繋がります。

「Nebula」は宇宙の星雲を意味し、当取引所のHPには、取引量トップ20位の仮想通貨のロゴマークが星雲に漂う星々のようにリストアップされる予定です。

仮想通貨市場における多くの投資家やトレーダーが、企業体制や法人登録に関する情報開示をせず透明性に欠けているという理由から、大手を含めた多くの取引所を批判しています。

一方、Nebula Exchangeは、KYC(口座開設における本人登録)にも十分な体制が整っている取引所であり、その運営会社であるChainTradeはすでにシンガポールに登録されています。

同社は既に自社の商業ビジネスを行なっており、食品や原料といった商品をブロックチェーン上で取引するビジネスを展開しています。

日本の大手取引プラットフォームであるCoincheckのホットウォレットから5億3000万ドル相当のNEMが盗まれたように、昨今ではセキュリティ違反やハッキング攻撃への対策が最重要視されています

Nebulaではユーザー資金の保護のため、仮想通貨をオフラインで安全に保管するためのコールドストーレージを運用し、強固なマルチシグ体制を完備しています

CEOのVincent JacquesとCMOのNathan Collinsが率いるこのチームにはトレーダーと起業家としての豊富な経験があり、仮想通貨コミュニティが抱く懸念、要望、需要に十分対応できると確信しています。

Cryptocurrency Exchange Nebula to Launch in March, With Unique Reputation System

NEWSBTC, Feb 24, 2018

参考記事はこちらから

CoinPostの考察

草コインとも呼ばれる時価総額下位の通貨は、運営元がはっきりせず、透明性もないマイナーな海外仮想通貨取引所で、しっかりとした審査がなされているのかも怪しいまま上場しています。

Nebulaの、ユーザーによる仮想通貨評価システムが実装されることで、時価総額下位の通貨に対しての注目度が高まるかもしれません。

取引所が開設された後でなければどうなるかは分かりませんが、注目すべき取引所の一つであることは間違いないと思われます。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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