中国仮想通貨格付け最新版
中国産業情報技術省(CIID)は18日、37のパブリックチェーンを総合的に評価した仮想通貨格付けランキングの最新版を公開した。
トップ5のブロックチェーンは、前回から引継ぎEOS(イオス)、TRON(トロン)、ETH(イーサリアム)、IOST(アイオーエストークン)、LSK(リスク)がランクイン。ビットコインとXRPの順位が共に2段階引き上げられた。
CCIDの格付けは、中国の行政機関でもある機関が公開しているもので、仮想通貨の中でも主にパブリックチェーンの技術を評価するための“技術ベースの評価指標”として情報が提供されている。中国政府、民間、教育機関に在籍する専門家によって評価が行われている。
依然として上位に多くランクインするのは中華系プロジェクトで、EOS(#1)やTRON(#2)、IOST(#4)、NEO(#6)、QTUM(#7)、NULS(#8)、GXS(#10)と、トップ10に7銘柄が入る。中華系以外のプロジェクトでは、ETH(#2)、LSK(#4)、XLM(#9)がランクインする。
また、パブリックブロックチェーンの総合評価として公表されるランキングであったが、ブロックチェーン名を仮想通貨のティッカーシンボルで表記に変更された。より仮想通貨を意識した評価基準となっていることが伺える。
プロジェクトの評価基準としては、主に、技術面、アプリケーション、革新性の3点で評価されており、総合点で順位付けが行われている。