悪名高きロビイストが再び悪事
米国で活動するロビイストJack Abramoffが仮想通貨関連の詐欺で自ら罪を認めたことがわかった。ロイターが報じた。
Abramoffは、米SECの起訴内容のほか、サンフランシスコの地方検察が詐欺の犯行に関わる刑事事件についても罪を認め、米SECが求めていた計55500ドルの罰金を支払うことに同意した。
事件の経緯としては、AbramoffとNAC財団のRowland Marcus Andradeが「AML Bitcoin」と称した仮想通貨を改良版ビットコインとして投資家らに販売していた問題で、証券取引委員会(SEC)が販売時に謳った内容が事実に基づいたものではないとして、提訴している。
Abramoffらは、「AML Bitcoin」の販売時、ビットコインの改善されたバージョンで、資金洗浄対策などのコンプライアンス機能が導入されたと謳っていた。
なお、共謀者とされるAndradeは、未だ罪を否定している。
参考:ロイター